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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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「ヤベッ」と思ったときには遅かった。

 チェーンがローギヤを越えてスポークとのあいだに挟まり、タイヤがロックして急停車したのだ。手稲山登坂中でチョースロースピードだったから転倒しなかったのが不幸中の幸いである。

 挟まったチェーンがディレイラーを無理矢理引っ張ったから、ディレイラーがスポークに絡みつくほどもうあり得ないっていうぐらいにぐにゃぐにゃにトランスフォームしていた。

 もはや自走もできず、手稲山の麓までは重力に頼り、うちまでは息子の車に頼る。

 実は通勤中にも何度か乗り越えてガチャガチャ言ってたのに、調整もせずにそのまま乗ったのがまずかったのだ。

 セコハンとはいえディレイラーをオシャカにしたのは痛かったが、これぐらいで済んだのであれば良しとせねばなるまい。

 小さなトラブルは大きなトラブルを起こさないためのイマシメとなるのである。

  写真:ロードマンのねじれたディレイラーハンガー (このあとグイッとやって、古いディレイラーに交換し復旧。)
 ブリヂストン・ロードマン-ディレイラーハンガー 
  
以前の日記も読んでみる?:
アブラギッシュ

「自由に楽しく」走るって何だ 

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12月にあと一回は乗れると思っていたのにいきなりトンでもない大雪が降ってきて、まだ雪囲いも終わってなかったから外にあるものを急遽物置にしまうため必然的にチャリが追い出されることになる。

 仕方なく部屋に持ち込むが、部屋もごった返しているから邪魔でしようがない。
 昼寝の時間はあっても片付けの時間はないのだ。

 片付けるのも面倒でそのまましばらく放っておいたが、バラしにかかる時間などたったの30分で、ちょっとテレビを我慢すれば余裕でできるのに、もはやそんな判断力もないのである。

 ようやくバラした部品はそのまま段ボール箱のなかで転がっており、しばらくは(たぶん春まで)このままだ。
 段ボール箱に入らないフレームのほうはとりあえず汚れだけ拭き取ったが、もうすっかり傷だらけで、今シーズン2回輪行して3回雨に当たったせいだ。これはさすがに見苦しく、もう一度塗装するしかない。

 ただ...

 もう今回を最後としたい。

 前回、2009年に自前でやったが、結局保ったのがたった4シーズンで、たぶん次はそこまで保つまい。

 したがって、次はもう物置の奥深くにしまい込まれ、次の出番までしばらく埃をかぶる可能性が高いのだ。

 だから、その前にブルベ300Kmは完走したい。あくまでDENKEY式サイクリングは遊びだから目標など持たぬが、ボロいチャリでもロングライドをちゃんと楽しめることを証明しなければ気が済まぬ。

 さて、そのあとどうなるか。気が変わって最強のロードマンを作り出すのか、新しいチャリを手に入れるのか、それとももう十分と降りてしまうのか、それは自分でもさっぱり予想できない。

写真:分解後、フレームだけのロードマン

BSロードマン
以前の日記つながり:
怪しげな灰色から歓喜の輝く白へ
いまだに乗り続けているチャリは確か1980年物の大衆車であり、物好きと言われても反論のしようがない。 

 だいたい、そんな古いもんになんで乗っているかというと、ビンボー性で捨てられないからであり、しかも30年も乗っていれば多少なりとも愛着も出るのだ。

 そんなわけで古いチャリを治したいから、「ロードマン」でググったら「なんとかルック」だの「重い」だの、あげくのはては「騙された」だの書きこみが目に飛び込んできた。でも、あと10分余計に寝られたのも遅刻を免れたのも少なからずロードマンのおかげであり、ママチャリではそうは行かなかったはずだ。

  だいたい、ロードマンはれっきとしたチャリであり、ハンドルもタイヤもペダルもトーゼン標準装備でその日から通学でもサイクリングでも好きなことを気軽にできるいわゆる「ランナバウト」なのだ。カテゴリに入れられないからとなんでも「ルック」などといってはいけない。

 ただ、値段が少し安いだけあって特殊な部品だったり性能が劣ったりするから、治しようもなくて文句をいいたくなるのもわからないでもない。 それでも、オリジナルの見る影もないぐらい大方の部品は交換可能だ。

 その分新しいチャリをかったほうが良いかと言えば、やっぱりいろいろ取っ替えるから今のボクの脚力だと結局無駄の上塗である。

 メタボ形オジサンには古くてちょっと重そうなルックス(実際持つと重い)がちょうどよいわけで、カッコいいチャリに魅力はあるが下手くそなのに形だけじゃあまりにも無様だ。 それに、乗ってみれば十分楽しいし、はたからみればスポーツっぽく見えるかもしれぬ。(だからルックか?、いやそれならseemだなきっと)

  そしてブリヂストンというブランドがちょっとだけエンスー心をくすぐるのだ。

 だから、ロードマンは簡単に捨てられないのである。

以前の日記つながり:
古いチャリに乗り続ける男の浪花節

    ブルベから戻って自転車を組み立てたら案の定ひどい泥はねで、錆も少々出始めていた。
それは、晴天のはずが途中のトンネルはなぜかビショビショで、ほとんど重馬場のジョッキー状態だったからだ。

 面倒だが掃除しないわけにもゆかぬ。すっかり真っ黒になった自転車を掃除していたら、なぜか傷だらけになっているところを発見した。下地まで見えているから傷はかなり深い。しかも苦労して作ったROADMANロゴのところだ。なにせ、自前の塗装で塗料もケチって塗膜が薄いから、なにかぶつかればひとたまりもないのである。

 おそらくは、帰札中のバスの振動でなにかがぶつかり続けたに違いない。

 しかし、修理するにしても、最近は自転車に関われる時間がどんどん削られており、乗る時間を確保するのが精一杯という状況だ。もちろん、「プロ」に頼むという方法はある。しかし、それには「カネ」が必要であり、しかも最低限諭吉数枚は必要だ。

 ボクはこのロゴがないと寂しさからとても漕ぐ気になれず、つまり今ではドライブトレインの最重要部品となっているのだが、ケーザイ的余裕はないからやはり自前で直すしかないのだ。

 乗るか直すか、できることなら直しながら乗りたいのである。


写真:傷だらけ Bridgestone  ROADMAN ロゴ
DSCN0240a.jpg
写真:整備中に上空を通過したデカいスヌーピーらしき物体
DSCN0242a.jpg

 

以前の日記つながり:
怪しげな灰色から歓喜の輝く白へ
 
いまだに乗り続けているチャリは確か1980年物の大衆車であり、物好きと言われても反論のしようがない。

だいたい、そんな古いもんになんで乗っているかというと、これは一にも二にもケーザイ的な問題でありつまり「カネ」が無いのだ。
 配偶者と子供(だがデカい)を養うには、趣味用チャリしかもいつ飽きるかわからないものに廻る予算など皆無である。

 さて、こういった古いものを使う場合、
「オリジナルの状態を保ちたい。その当時の状態でその当時の雰囲気を味わいたい。」というのと
「オリジナルにかまわず自分の使いたいように改造したい。」
の二手にだいたい別れるはずで、もちろんそれはどちらでもかまわないわけであり、ボクの場合はというとこの自転車に限っては後者である。

 たとえ古くても十分「使える道具」になり得るわけで、セカンドカーがないからこれがファーストカーであり、あくまでもPlaying Modelでなければならぬ。

 「古い自転車でのんびり走る」などということは真っ平ゴメンで、飛ばしたいときには飛ばせて、ゆっくり走りたいときはゆっくり走れないようであればたちまちヤフオク行きなのだ。もちろん体がついて行かないということは別だが。

 6年前に物置の奥より目覚めた古チャリBSロードマンは、この3年ですっかり別人28号となったが、中古部品を使いながらでもおそらくあと10年は現役で使えるはずだ。もちろん体がついて行かないということは別だが。

 しかし、これ以上古自転車を転がしていたら自転車屋は商売あがったりで、古自転車撲滅協会がゴルゴ13を雇って破壊にくるに違いないのだ。そうでもしなければまったく壊れない鉄人28号的チャリなのである。

 ここに、ロードマンに加えた改造とほぼセコハン部品の交換記録を残す。

フォークエンド修正100m(魔法では手に負えず結局プロに依頼)
フレーム&フォーク再塗装(もちろん自動車用塗料でDIY)
ホイール mavic monthlery
ハブ SHIMANO 105
ハンドル 日東 B105 410mm
サドル サーファス ゲル入り
クランク Truvativ 170mm
(チェーンホイール付 2s 50t/36t)
BB SRAM カートリッジ式JIS68/108mm
ペダル  SPECIALIZED (トゥクリップ タイオガ)
スプロケット SHIMANO 8s 13t-26t
リアディレイラー SHIMANO RD-4400(9s用だが8sで使用)
センタースタンド VIVA

写真:ブルベ300Km キャンセル後のロードマン2011GIN-BUCCHI
(オリジナルはブリヂストン・ロードマンRM703.確か最初のクロモリで、かつ、最後のダイキャストフレームのモデル)

1710669484_119.jpg

以前の日記つながり:
風になりたい、が...
カゼになった?...
レトロ自転車に明日はあるか
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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