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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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 東旭川あたりまで来るとグレーだった空はいよいよ真っ黒になり、「ポチポチ」落ちてくる量が増えてきた。しかも向かい風が強い。「こりゃホントヤバイ」と思うが、チャリは簡単には前に進まないのである。30分ほどで目的地の近くまで来たが、もう寄らずに帰ることに決めた。ずぶ濡れでは帰りのバスに乗れぬ。それに、前回行ったのははるか昔いつのことかわからないぐらい前という「縁はあっても義務はない」状態のお墓であり、お墓にいる人にも忘れられている存在なのだ。もはや行かずとも恨まれることはないのである。
 そんなことを考えていたらいきなりの大雨だ。かろうじて乾いていた街路樹の下に退避したが、木の葉っぱから雨が落ちてくるのは時間の問題だ。目の前にオレンジ色の自動車用品ショップがあったが、チャリで乗り付けるのはさすがに気が引ける。このまま雨宿りするか、濡れてもいいから移動するか、おおいに迷うのである。

 とりあえず、かばんに入っていた飲み物を出そうとしたら、折り畳み傘を入れておいたことを思い出した。今朝の天気予報を見たとき、かばんに入れておいたのだ。傘をさしてチャリに乗る訳にはゆかないので、左手に傘、右手にチャリのハンドルを掴んで歩き出す。旭川駅まで約5キロ、多少雨に濡れるのも仕方がない。豊岡4条を右折して市街地方向に向かう。このまま行けば4条通りの25丁目に出るのだ。
 4条通りに入るとようやく雨は小降りになり、さらに20丁目あたりまで来るとポチポチ程度までに治まった。しかし、また何時降ってくるともわからないので、チャリに跨って旭川駅に急ぐ。雨で湿ったジーンズは足に張り付いて走りにくいが、濡れたシャツに風が通ってもそれほど寒くない。気温自体は低くないのだ。

 ここで、宮下通まで一気に横断し、宮下通を旭川駅に向かう。
 高校生のころの通学では宮下通7(旭川駅あたり)~21丁目を走ることはまずなかった。忠別川沿いのサイクリングロードか1条通り(または宮下通の6~1丁目)と決まっていたのだ。覚えているとしたら20歳のころ。17丁目のJR高架のアンダーパスに荷台の重機をひっかけて落としたトラックを目撃したことだ。「ドーン」という尋常ではない音の方向を見たら、道路の真ん中にブルドーザーが落ちていた。そのころの傷が残っていないか確認してみたが35年も前の傷など残っているわけもない。
 このあたりは隣の1条通りと比べて交通量も少なかったし、倉庫群とかそういう静かなイメージ(そして、なぜか錆びた感じのイメージもあった)の場所であったが、やっぱりいまだに同じである。
 その4に続く
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 それにしても、街並みはすっかり変わってしまった。年にほぼ1回のペースでしか来ないから、特にそう思うのだだろうが、旭川に住んでいたころの街並みの面影が年々なくなってゆく。
 9条通りを右折し、道なりに進む。車道はスベスベだが歩道はガタガタで甚だ走りにくい。車道の車が通りすぎたらすぐ車道に出、車が来れば歩道に戻る。休日のせいか交通量は多く、このチャリでは車道の流れに乗れないのだ。(クロスバイクのほうを借りていても同じことを言うはずだが、自前のロードマンでも同じことを言うにきまっている。)

 豊岡まで来たので、供物の買い物にスーパーマーケットに立ち寄る。この先、調達できそうなスーパーマーケットはあと1か所だが、買いたいものが買えるかどうか何とも言えぬ。ここで買い物するのがベターなのだ。だが、こんな田舎だったところにスーパーマーケット、しかも旭川ローカルではなく帯広本社で親会社がセブンアンドアイとは、ここが発展しているのか寂れているのかよくわからないのである。
 ここまでだいたい45分ぐらいだから、道程の半分ぐらいは来たはずだ。直線の平坦一本道で漕ぐのに苦はないが、日が照っていてけっこう暑い。

 さらに道なりにしばらく行くと東旭川だ。この辺りまでくると、街並みが昔から変わらず、ちょっとホッとする。高校生のとき、このあたりからチャリで通ってくるヤツがいたが、毎日この距離を漕いでも平気だったのは彼がボクと同じロードマン(彼のは緑色)に乗っていたからに違いないのである。

 東旭川を過ぎると、田園&工業団地地帯なのだが、このあたりからは旭山がよく見え、いよいよ旭山動物園のワクワク感が高まる。こんな田舎路のくせに(あえて「くせに」と言おう)ラーメン、カフェ、コンビニなどが立ち(立ち並び、というほどではない。念のため)、駐車場は車でいっぱいなのである。しかし、旭山動物園前の交差点付近の界隈は閑散としている。動物園の看板はあるが、街の盛り上がりは欠片もない。直進すれば動物園正門の駐車場だ。こっちはここから左折し、完全なる田舎径にはいるが、途中、動物園東門の入口があり、道央自動車道からのアクセスが可能なせいか、交通量は多い。ここに到達したのが12時ごろだったが、帰りの車で大渋滞だ。
 渋滞をすり抜け、12時10分ごろ目的地に到着した。買い物休憩入れて70分といったところである。
 ここの墓所は子供の頃とそれほど変わり映えしない。新しいお墓が建っているのと新しいトイレができたぐらいだ。
 お墓の草むしりと掃除に1時間ほど費やしたが(なにせ、草の量は毎年ハンパないのだ)、お参りは、お坊さんなし、お経なし、お花・お菓子・ロウソク・線香を供えただけの簡単バージョンで済ますのである。供物のお菓子を頬張りロウソクの燃える音と虫の声を聴きながらボーっと周りを眺めると、見える山々も昔のままだ。ときたま、旭川空港離発着の飛行機の轟音が響くが、あっというまに静寂が戻る。

 いよいよロウソクも1/3になったところで強制消火し片付けて出発する。もう1か所、縁のあるお墓に寄るつもりなのだ。来た道を途中まで戻り、豊岡からすこしだけコースを変れば目的地だ。あとは4条通り→1条通り→宮下通り→旭川駅と帰ればよい。
 出発するとすぐにポチポチ冷たいものが落ちてくる。天気予報では午後から雨だったのを思い出した。「また雨かよ」とボヤくのである。

写真:帰り途中の田園風景
 

その3につづく

老化とは思いたくないが、すべての思考と動作にブレーキがかかり、なにもかも実行に至らないのである。
 このお盆休みは、旭川の墓参り片道150キロサイクリングを考えてみたものの、体力に疑問が残りあきらめた。5年前なら体力が無理でも時間で解決する(つまりゆっくり漕げば時間はかかっても到着できる)ことが現実として考えられたが、今ではなんでも理由を付けて「無理」にしてしまうのだ。つまりすべて面倒なのである。

 しかし、旭川への墓参りは必要で、それにはなにがしかの移動手段が必要であり、しかもボク一人だけで移動するため「コスパ」が最重要視される。休みはたくさんあってもカネはないのだ。ボク一人がたかだか何時間かの滞在でカネをかけるなという御上(嫁)からのお達しだ。今では実家も親もいない場所で長居する理由もないし、今更巡る場所も思いつかぬ。
 よって、公共の交通機関を使って行くことになるのだが、そこには若干問題がある。冒頭チャリで行きたいと考えたのもこのためだ。すなわち、
 その1.お墓はチョー田舎にあり、そこには公共の交通機関は走っていない。すこし手前には有名な「旭山動物園」があってそこまでは旭川駅からバスが走っているが、そのバス停からお墓まで歩くとだまって30分はかかる。しかも1時間に2本あるかないかの本数だ。それに、タクシーをつかまえようっていったってそもそも走っていないのだ。

 その2.ならば、旭川駅からタクシーをチャーターし、墓参り中もタクシーを待たせておくという手もあるが、同じ値段ならレンタカーのほうが自由度は高い。だが、一人で移動するにしてはやっぱり「カネ」がかかりすぎる。
 ということなのである。旭川駅からお墓までは約12キロ。往復24キロぐらいならチャリでもヨユーの距離だ。ただ、札幌からチャリを背負ってゆくにはちょっと面倒だ。なにせ五十肩で両肩が少々痛む。よって、チャリは現場でチャーターするのである。旭川駅の観光物産情報センターなら、ママチャリ500円/日、クロスバイク1000円/日で借りられる。借りるのはもちろんママチャリだ。かごに荷物も入れられるし、なにより、楽に走れそうな気がするのである。
 チャリを受け取り、旭川駅を出てそのまま九条通りを目指す。

 ママチャリは毎日の通勤で乗り慣れているが、こいつは全然違った。かご付きだから背中の荷物は全部解放できて楽々だが、ハンドルはフラットバーではなく持ち手が後ろに曲がったアップタイプでまったくもって操作がしにくい。それに、切り替えは内装3段のくせに2段しか使えず重いか軽いかで、さらに、後ろブレーキがちょっと甘い。整備不良とは言わないが、自分のママチャリと比べるとまったくの期待外れである。クロスバイクにしておけばよかったとちょっと後悔した。
写真:旭川駅を出てこの道を左折するところ。この先九条通りを目指す。
 

その2に続く
2015年12月にブログ(日記2冊目)を終了し、その後は1年間ほぼ何も書かず、2年目になって突然本を書くことを思い立ったが、その後もブログを綴るほどのモチベーションはまったくなかった。書くネタなどいっぱいあるに違いないが、面倒でついつい見て見ぬふりをしてしまうのだ。チャリにも乗っていなかったから余計である。
 休日は休養と称しテレビ時間がめっぽう多い。だが、見ながら寝てしまうから、テレビ時間というより睡眠時間といったほうが正しいのだ。先日も横になりながらチャンネルをパチパチやっていたら、田舎道をチャリで走っている場面に遭遇した。NHK BSプレミアムの「こころ旅」という番組で、俳優日野正平氏がチャリで視聴者の便りをもとに日本全国あちこちを走るという番組だ。何度か見ているうちにすっかり魅了されてしまったのである。とにかく「あぁ、うしろにくっついて一緒に行きてー」と思うのだ。すっごく思うのだ。

 そんなことで、今年はもっと気楽にテキトーにチャリるつもりである。時間的制約が多いので、やっぱり近場の手稲山が多いにちがいないが、気楽であればそれでよいのだ。そして、体を慣らしたのち、まだ完結していないブルベにも再度挑戦してみたい。しかし、ストイックではなく、あくまでも「まったり」とやりたいのである。
 そして、ここに日記第3冊目の開始を宣言し、またまたチャリの話題・チャリ以外の話題などを綴ってゆくつもりとなっている。釣りのほうは道具をすっかり処分してしまったので、しばらくは釣行もないであろう。

 ブログのやる気が少しは起きるようにと言葉に出してみたものの、DENKEY式であるが故かなりテキトーであり、明日には忘れて結局いつまでたっても更新されない可能性は高いのである。
なんかダサいタイトルだなー
いよいよ文壇デビューなのである。
 アマゾンよりキンドル本として「電子式記録簿でんき風味」を発表してしまったのである。

 「手稲山を漕ぐ人」の巻
 「自由に楽しく走りたい」の巻
 中身はというと、本ブログから抜粋した話と新たに加えた文でガラガラポンと随筆調に仕立てたものだ。なにせ、執筆、構成、編集、表紙の作成から、キンドルへの登録まで、全部自前でやらねばならないゆえ、仕立てたと思ってもできているかどうかは別だ。金出さない者あせ出せとはよくいったもんだが、出るのは冷や汗ぐらいなものである。
 さて、これで左団扇、高級クラブ通いの仲間入りかと思いきや、世の中そんなに簡単には稼がせてくれぬ。同じことを考えるやつなどごまんと、いや五十万といるので、あっという間に埋もれて跡形もないのである。
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ
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