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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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からの続き。


 その後も何度かコースミスを繰り返し、いよいよ時間が厳しくなってきた。

 ケータイナビが結構電池を食うので、なるべくスリープにしていたものだから、うっかり行きすぎたり、手前で曲がってしまうのだ。

 そのたびに戻る時間と体力のほうも余計に食ってしまうのである。


 そして、とうとうケータイナビがイカれてしまった。

 雨にやられたのだ。

 防水だと思っていたのに、全然ちがった。チクショー。


 しようがなく、しばらくはキューシートを確認しながら行ったが、どこまでいってもNo.24の右折が見つからない。距離もあとわずかだが制限時間まであと20分だ。


 周りには若干の民家があるのものの、地名などわかるわけもない。

 結局11:20を回ってしまい、PC1直前でタイムアウトとなってしまった。

 もう、こういう時は止まって休憩するに限るのだ。

 若干の不安が襲い、気付けにエナジーゼリーを2つ呑みこんで、来た道を戻る。

 DNFの連絡をいれようとしても、すでにケータイは壊れているし、公衆電話も見つからない。そもそも、この時代、人のいないところに公衆電話などあるわけがない。

 少々腹が減ってきたが、コンビニもない。山の中で「レストラン山猫亭」などという看板に遭遇したらもう逃げられないのである。

 トボトボあきらめて漕いでいたら「三笠」の標識が見つかり、しばらく走ってようやく三笠市街に入った。コンビニに公衆電話があると思ったら、さらに20メートル先とのお達しだ。漕ぐのも疲れ、チャリを押して公衆電話に向かった。

 DNFの連絡を入れてようやく気持ちも落ち着き、次はどうやってうちに帰るか思案した。なにせ、前日には完走するつもりだったので、帰る方法などまったく考えていなかったのだ。(それでも輪行袋は搭載していたことは内緒だ)

 それで、考えたのが次の案である。

   ①このままチャリに乗って札幌まで帰る。

   ②チャリをバラして、公共の交通機関で帰る。

   ③うちから迎えに来てもらう。

 一番現実的なのは②だ。すでにチャリモードをOFFにしてしまったので①のモチベーションはもうあり得ない。今日1日、家庭と決別して出てきたのだから③もあり得ないのだ。


 だが、90分後、チャリはそのままラゲッジルームに積み込み、ハンドルはドロップから丸にもち替え、時速100キロの乗り物に座りこんで、自宅まで帰ることになる。結局、嫁に迎えに来てもらったのだ。


 夕方の食卓でコーヒーをすすり、家庭との決別などそう簡単に行かぬのだとシミジミ思うのである。

写真:帰札後10日経ってようやく物置から出したロードマン ブルベスペシャル2015
 

後日談
 ストリートビューで確認したところ、すでに無意識に右折していて、PC1の1.6Km手前
だった。残念。ブルベは体力・知力総動員でかからなければクリアできないのである。


以前の日記つながり:
ブルベは今日も雨だった(上)

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早朝、嫁を無理やり起こしてスタート地点へ向かう。

 雨の日にわざわざチャリに乗るなどキチガイとしか言いようがないが、実際キチガイだからしようがない。


 なにせ、きょう1日、家庭との決別なのである。

 ただ、早朝から雨の中スタート地点まで90分も走るのは絶対無理と、嫁に頼み込んで送ってもらう時点で「なにが決別か」という声が聞こえなくもない。
 
  

 さて、スタート地点は天気が良いことを期待したのだが、残念ながらやっぱりシトシト降っていた。すでに来ているライダーは橋の下で雨宿りだ。
 
 それでも、こんな天気でも乗ろうと考えるチャリキチがいて少しだけホッとした。嫁は「もう、○カじゃないの?」。ボクもそれは否定できない。




 いよいよ車検も終わり、止まない雨の中のスタート。前回参加したブルベと同じである。

 今回のコースは札幌を出発し、栗沢→三笠→夕張→栗沢→当別を回って帰ってくる200Kmで、ボクにとっては初めてのコースだ。

 結構交差点が多く、前日までにコースは全く頭に入らなかった。よって曲り角はうろ覚えであり、もうケータイナビだけが頼りなのだ。

 そんなことをよそに、走り出しはまずまずで、小雨が降っていても風がないからどんどん進むのである。


 ところがそんな簡単に話は進まなかった。さっき点けたライトがもう点いていない。雨のせいか、たぶん電池切れだ。しばらくはトンネルもないしこのままゆくことにする。

 と思ったら今度はパンクである。さすがに走らないのでチューブ交換だ。


 実は序盤でパンクしたのはボク以外にも少なくとも2人いて、もう誰かの嫌がらせに違いないのだ。
 
 その後、何度かコースを逸脱したりして若干遅れぎみで栗沢の通過チェックポイントに到着した。

 もう、靴下もベショベショで絞れば水がしたたるのに、漕いでいるせいで全く寒くない。カッパの内側は湯気がのぼるぐらいだ。

 カラダが冷えないうちに腹ごしらえとライトの電池交換を済ませ、チェックポイントPC1に向けて出発した。


 に続く。

以前の日記つながり:
グショグショの靴に短い夏の冒険は終わった
ブルベ大夕張への径その5

次の日曜日は台風17号が通り過ぎて天気も回復すると思っていたら、低気圧の影響で悪天候の予報である。


 ブルベでスタートするかどうか大いに迷うのだ。


 雨の中走ったところで、寒いし、あぶないし、ただの苦行である。


 ところが、今のところの予報は「曇り時々雨」。


 走れるのかどうか、まったく予想がつかぬ。


 カラダの準備はそれほどできなかったが、睡眠時間はそれなりにとれている。
 チャリの整備もちゃんと終わっていて、あとは用心のために、ドロヨケをつけようか迷っていたところだ。
 コースはまだ頭に入っていないが、スマホというナビがいる。
 服装は、ユニクロのドライと防寒にジャージと決めている。


あとは、文字通り「天」に任せるだけである。


以前の日記つながり:
グショグショの靴に短い夏の冒険は終わった

 期限ギリギリでブルベのエントリーを終えたが、完走できるかといわれるとまったく自信がない。なにせ、今シーズン本格的にチャリに乗り始めたのはついこの間からだ。
 
 だが、「スポーツを言い訳に一人旅できるチャンスを無駄にする手はない」というのがボクのブルベにおけるおおきな目的でもあるから、とにかく準備してスタートしなければ始まらないのである。

 なんとか、少しでも走れれば、しばらくは自由の身だ。
 うまいこと走れれば200Kmなら13時間は一人旅を楽しめるが、ホントに少ししか走れないととんでもないところでリタイヤすることになり、楽しむどころかたちまちサバイバルの世界に飛び込まざるを得ないのである。

 それで、ブルベの前に一度来てみるのが朝里峠なのだ。とはいっても登れたのは今まで1回しかないのだが。。。


 もちろん練習.....なわけはなく、どれだけカラダがもつのか一応確認しておくのである。
 休み休みでもモチベーションが切れなければOK。登る気が失せるようならブルベも無理なのだ。

 前回は、登り口のセイコーマートから頂上まで1時間半ぐらいだったが、今回はどうだろう。とりあえず1時間半を目標に走り始めた。

 最初はそれなりに走れたが、9%の看板が出たところから完全に「100m走って5分休む」状態でほとんど前に進まない。だから1時間半登ってもまだ着かないのだ。
 もう帰ろうかとも思ったが、さらに25分ほど登ってようやく頂上に着いた。

 

 もうヘトヘトであっても、スピード狂は下りで息を吹き返すのである。



 うちについたら距離70Kmほどだったが、これなら少しぐらいはブルベで一人旅を楽しめそうな気がする。
いままでやっていた仕事を全部部下に押し付けることに決めてから、少しずつだが自分の時間を取り戻しつつあるが、それでも、帰ってからウォーキングにでる気はゼンゼン起きぬ。

 お盆直前、ようやくチャリに乗る気になったので、久しぶりに手稲山登坂に向かった。まぁ、15か月ぶりだから「100m走って5分休む走法」でなければ心臓が爆発しないとも限らない。

 それでも、体重が去年より5Kgも軽くなったせいか漕ぐのはそう辛くはないが、どうも先にすすまない。やっぱり登る気力がわかないのだ。もう途中手稲橋で止めて帰ってきた。

写真:手稲橋で休憩中に石狩湾を望む
 


 そして、お盆休み突入。再度チャレンジしたが、今度は途中で小雨だ。ふつうなら行けるぐらいなのに、もう雨のせいにして手稲橋でさっさと帰った。

 だらだらと過ごしたお盆休みもとうとう最終日。今日は帰省中のくるたまのパパさんと手稲山ゴンドラ乗り場でランデブーの予定だ。

 痩せていてもランデブーとはこれ如何に?(苦笑)
 さて、くるたまのパパさんといえばブログから推察するに豪脚の持ち主であり、とてもついてゆくことなどできぬ。

 今回は自前のロードマンではなく、秘蔵のママチャリしかもシングルギヤというチョー自虐的街乗り仕様らしいが、絶対侮れないのである。

 ボクとしては予定時間をオーバーしてはならないと、登り始めたのが10時だ。
 10時半ごろ手稲橋に到着しケータイをみると、くるたまのパパさんからこれから登りはじめる連絡が入っていた。こっちにはまだ30分のアドバンテージがあるから、ちょっと長めの休憩で出発する。

 11時すぎ、オリンピア遊園地駐車場に到着。
 そういえば、くるたまのパパさんの顔はブログでわかっているが、こっちの顔はわかるだろうかなどと考えながら休憩していたら、まもなく「DENKEYさん?」と声をかけられた。くるたまのパパさんだ。あちゃー早すぎ~。白チャリを目がけて走ってきたらしい。

 いやー、ホントにシングルギアのママチャリだ。ここまで登ってきたとはゼッタイアリエナイ...

 くるたまのパパさんとは去年の冬にも帰省していたのにボクが忙しくて会えず、神奈川出張時も時間が自由にならずにアウトで、今回ようやく会えたのである。

 休憩がてらひとしきり話をして、ハイランドに向かう。
 坂を登りながらも話をするが、こっちは息切れ寸前なのに、くるたまのパパさんは全く平気だ。ゼッタイアリエナイ...

 ゼイゼイ言いながら、ゴンドラ乗り場に到着。おそらくくるたまのパパさんの伴走がなければ登れなかったはずだ。

 このあと、ボクのほうが時間切れで国道5号線でバイバイとなってしまったが、くるたまのパパさんは小樽まで走ったらしい。ゼッタイアリエナイ...
 少しでしたが楽しい時間でした。くるたまのパパさんありがとう。

 次回帰省時は爆走兄弟ロード&マンになってゆっくりじっくり朝里峠経由定山渓足湯100Kmツアーを敢行の予定だ。(どっちがロードかマンかは知らない) 

 帰ってシャワーに入ったら一気に眠気がおそい、気付いたら夕方となっていた。
 
 こっちはまだまだ、爆走どころか、ただの爆睡ぐらいしかできないのである。

以前の日記つながり:
眠りのこのごろ

プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ
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