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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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 それにしても、街並みはすっかり変わってしまった。年にほぼ1回のペースでしか来ないから、特にそう思うのだだろうが、旭川に住んでいたころの街並みの面影が年々なくなってゆく。
 9条通りを右折し、道なりに進む。車道はスベスベだが歩道はガタガタで甚だ走りにくい。車道の車が通りすぎたらすぐ車道に出、車が来れば歩道に戻る。休日のせいか交通量は多く、このチャリでは車道の流れに乗れないのだ。(クロスバイクのほうを借りていても同じことを言うはずだが、自前のロードマンでも同じことを言うにきまっている。)

 豊岡まで来たので、供物の買い物にスーパーマーケットに立ち寄る。この先、調達できそうなスーパーマーケットはあと1か所だが、買いたいものが買えるかどうか何とも言えぬ。ここで買い物するのがベターなのだ。だが、こんな田舎だったところにスーパーマーケット、しかも旭川ローカルではなく帯広本社で親会社がセブンアンドアイとは、ここが発展しているのか寂れているのかよくわからないのである。
 ここまでだいたい45分ぐらいだから、道程の半分ぐらいは来たはずだ。直線の平坦一本道で漕ぐのに苦はないが、日が照っていてけっこう暑い。

 さらに道なりにしばらく行くと東旭川だ。この辺りまでくると、街並みが昔から変わらず、ちょっとホッとする。高校生のとき、このあたりからチャリで通ってくるヤツがいたが、毎日この距離を漕いでも平気だったのは彼がボクと同じロードマン(彼のは緑色)に乗っていたからに違いないのである。

 東旭川を過ぎると、田園&工業団地地帯なのだが、このあたりからは旭山がよく見え、いよいよ旭山動物園のワクワク感が高まる。こんな田舎路のくせに(あえて「くせに」と言おう)ラーメン、カフェ、コンビニなどが立ち(立ち並び、というほどではない。念のため)、駐車場は車でいっぱいなのである。しかし、旭山動物園前の交差点付近の界隈は閑散としている。動物園の看板はあるが、街の盛り上がりは欠片もない。直進すれば動物園正門の駐車場だ。こっちはここから左折し、完全なる田舎径にはいるが、途中、動物園東門の入口があり、道央自動車道からのアクセスが可能なせいか、交通量は多い。ここに到達したのが12時ごろだったが、帰りの車で大渋滞だ。
 渋滞をすり抜け、12時10分ごろ目的地に到着した。買い物休憩入れて70分といったところである。
 ここの墓所は子供の頃とそれほど変わり映えしない。新しいお墓が建っているのと新しいトイレができたぐらいだ。
 お墓の草むしりと掃除に1時間ほど費やしたが(なにせ、草の量は毎年ハンパないのだ)、お参りは、お坊さんなし、お経なし、お花・お菓子・ロウソク・線香を供えただけの簡単バージョンで済ますのである。供物のお菓子を頬張りロウソクの燃える音と虫の声を聴きながらボーっと周りを眺めると、見える山々も昔のままだ。ときたま、旭川空港離発着の飛行機の轟音が響くが、あっというまに静寂が戻る。

 いよいよロウソクも1/3になったところで強制消火し片付けて出発する。もう1か所、縁のあるお墓に寄るつもりなのだ。来た道を途中まで戻り、豊岡からすこしだけコースを変れば目的地だ。あとは4条通り→1条通り→宮下通り→旭川駅と帰ればよい。
 出発するとすぐにポチポチ冷たいものが落ちてくる。天気予報では午後から雨だったのを思い出した。「また雨かよ」とボヤくのである。

写真:帰り途中の田園風景
 

その3につづく

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プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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