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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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新型コロナウイルス感染の大騒動で街中の人通りが少なくなったとはいえ、集まらざるを得ないところにはそれなりにいる。駅もその一つだ。

 そもそもJRに乗っている客が少ない。立って行くのが当たり前だった朝の通勤が今ではヨユーで座れるのである。それでも降車時の列は前の人との距離が1メートルもあれば良いほうだし、隣の人とは接触ギリギリである。だが、ホームや駅構内はだれもしゃべらないし換気も良く人の流れもいい。乗降がクロスすることもないから、感染者の飛沫を受ける可能性などまずない。
 これが逆にソーシャルディスタンスなどとられたらたちまち渋滞が発生し、感染リスクが高まるのである。
 だから人の多いところは息を止めてなるべく早足で蹴散らし脱出するのだ。

 だがこれが案外簡単ではない。たくさんの怪人を倒さなければクリアできないロールプレイングゲームだったのだ。
 すなわち、

 第一の敵  端末怪人 スマホウォーカー

  こいつはスマホを見ながら歩くため、必然的に歩行速度は遅く、しかも進行方向の予想がつかない。前から来る分にはやり過ごせる確率が高いが、進行方向が同じ場合に面倒が起こる。
 こいつが突然前に現れるとこっちの歩行速度との差が大きいので、思わずキューブレーキでつんのめりそうになる。さらにこいつは階段でもスマホ攻撃し、こっちのダメージが半端ないのだ。

 第二の敵  荷物怪人 サイドバゲッジャー

  こいつは、人の幅の倍の幅をとるため、やり過ごすには一人分の幅をどちらかに避ければ良い。しかし、混雑中は避けるスペースがない上、引いているトランクケースが見えず、気づいたときには距離不足ですれ違えない状況に陥り、トランクケースに突っかかったときのダメージは後ろの歩行者にも及ぶのだ。

 第三の敵  低速怪人 ユックリーナ
  こいつは、ボクにも責任がある。なぜなら、ボクは長身で足長である。何をかくそう「アンガールズ3号」だからだ。ボクの歩く速度はめっぽう早い。だから、半分ぐらいの歩行者は必然的にユックリーナとなり果てるのである。
 ユックリーナの攻撃はゆっくり歩くだけではない。たがいに知らぬ同士のくせに並んで歩き、後ろの通行をブロックする。こうなるとわずかな速度差で隙間が空くまで待つしかないのだ。
 
 こうやってひとつの集団をぬけても次々と波状攻撃にあい、職場につく頃にはエネルギーもライフポイントもこれっぽっちも残らないのである。
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ここ1週間はもう初冬といっていいぐらいクソ寒い。通勤も、朝チャリはまだいいが夜チャリは凍えてしまい、途中のラーメン店を過ぎるときは後ろ髪を引かれるのである。しかも2つもの店があり、もう必死に漕いで振り切らねばならぬ。

 何せ子供の時からラーメンは大好きで、数年前の体調不良直前はほぼ毎日食べていた。グルタミン酸と脂で幸福感が倍増するらしく、幸福に飢えているボクとしては毎日3食ともラーメンにしたいぐらいである。

 しかし、現実には簡単に行かぬ。体調にかかわる「炭水化物問題」もあるが、ラーメンの値段を見ると財布の中身とバランスがとれず尻込みしてしまうのだ。さらに、ラーメン店に入っても好みと違ったものが出てきたときの失敗感が半端なく、ラーメン店に入るハードルが富士山ぐらい高い。

 だいたい、TVやラジオやネット、いや、口コミでも「おいしい」と聞いて実際行ってみても「何で?」ってことが多々あったから、ことラーメンに関しては他人の舌など信用できないのだ。だから、逆にボクがおいしいラーメンだといっても他の人がおいしいと思うかどうかはわからないのである。

 嫁だってそうだ。ラーメン以外ならそう問題は起きないが、ラーメンとなるとまず意見が会わない。妥協点が見つからないのだ。

 ところが、中華料理であればそういうことは起こらない。好みに関係なく「おいしい」のだ。でんき式理由ではこうだ。

ラーメンに料理を感じない
これにつきる。
 いや、別にラーメン店にケチをつけるつもりは全くない。最高のものを出そうと日々奮闘しているのはよくわかる。あくまでもこっちの感覚の問題だ。

 ちなみに中華料理の麺料理は「料理」であるがラーメンとは別の食い物と認識している。

 ラーメンに料理を感じないと言ったが、一度、いや一店だけあった。今はもうないが、小さいホテルのレストランだ。ランチメニューの当時600円のラーメンライスだったが、料理を感じるラーメンだった。それ以来20年、そんな出会いはない。

 いや、そんな出会いはどうでもよい。旨いラーメンと料理は関係ないし、毎日でも食べられるリーズナブルでおいしいラーメンに出会えればそれでよいのだ。

 しかし、そういう出会いはいくらメディアが発達していたところで発見には全く役にたたないのである。
今日はチャリでなく定山渓温泉四つ足自動車の旅である。必死に漕いでいるチャリダーたちを横目に、こっちはアクセルペダルちょい踏みでターボエンジンがうなりあっという間で定山渓温泉到着という寸法だ。

 普段は温泉なんぞ行かないくせに、定山渓温泉に足をのばすのには訳がある。9/6の震災でストップした観光客を取り戻す起爆剤として定山渓温泉の9つの温泉宿が日帰り入浴半額キャンペーンをやっているためだ。いや、半額とかそーいうことではない。風評はほんと困るのだ。とにかく、ケーザイ活動が再開できなければ生活の回復など無理な話なのだ。

 さて、日帰り入浴はどこも午後からなので、早目の昼飯を食ってから朝里峠経由で山とダム湖を見ながら行くのである。国道230号経由は距離が短いが、渋滞の可能性が高く事務的移動で疲れてしまうのだ。

 朝里峠経由だと2つのダム湖を楽しむことができる。小樽側は朝里ダムのオタルナイ湖、札幌側は定山渓ダムのさっぽろ湖だ。山道のグニャグニャさえ苦にならなければ交通量も少なくて気分が良い。

 もう、チャリで走るより圧倒的に早く汗もかかずに定山渓温泉に着いた。当たり前か。奥の方の径を回ったが観光客は結構歩いていた。しかし、ここからが大変だ。表通りに出ようと思っても渋滞で車が進まない。目的の温泉宿についたが日帰り温泉客が一杯で入場制限中だ。他の温泉宿に行こうと思ったが、駐車場も並んでいてあきらめた。

 嫁が「豊平峡温泉に行こう」と言うので、もう少し先に進む。実は豊平峡温泉に行くのは初めてだ。昔からカレーが有名なことは知っていたが、近づいたことすらないのである。

 国道230号を中山峠方向へ数分進んで左に少しはいるとすぐだった。着いたら駐車場はいっぱいだが、なんだか古びた建物だ。

 建物の中も古く昔の温泉場って感じだ。そして、風呂場はもうワイルド感半端ないのである。ずっと小綺麗なお風呂しか入っていなかったから、懐かしいとかそういうレベルをはるかに超えているのだ。だが露天風呂に出ると、青空と目の前の山と涼しい風とぬるめのお湯で、3分も経つとこれぞ温泉の醍醐味と確信するのである。風呂の嫌いなボクでもいつまでも居たいぐらいなのだ。

 風呂から上がり帰る段、食堂のカレーが実に旨そうにみえた。厨房はガラス張りで、ナンだって釜で焼いているのである。食堂の客はいっぱいで、今やカレーと温泉がなんの違和感もなくこれが温泉のスタンダードであると納得するのである。

 昼飯を食ってきたのでカレーは次回のお預けと外に出た。山に囲まれたここはまだ4時前なのに秋の陽はもう弱い。

 十分な満足感のなかになんか目的とは違ったかなと若干の疑いが浮かんだが、すぐにそんなことは「どーでもよい」感で埋め尽くされ、帰路につくのである。
(後日談、知人も翌日定山渓温泉に行ったそうだが、車は多くても温泉の中はガラガラだったとのことだ。やっぱり風評は深刻なのである。なお、日帰り入浴半額キャンペーンは9/30までだから、このブログを読んだときには時遅しである。まぁ、半額でなくてもそう大きな出費にはならないはずだ。)
40年ぶりの「ウーワウーワララララー  ララララー ララララー♬」なのだ。チョー感激である。
 
 この連休は地元手稲神社のお祭りで、最終日のゲストにタケカワユキヒデがやってきたのだ。あのゴダイゴのボーカルなのだぞ。それはもう高校生の頃からのファンであり、レコードだっていまだに持っているのだ。
 
 実はそっくりさんがくるんじゃないかとちょっとハラハラしていた。でも、テレビでみるタケカワおじさんがちゃんと出てきてホッとした。お供はコンピュータとキーボードだ。


 「ガンダーラ」から始まり「モンキーマジック」「伊勢崎町ブルース」など会場みんなで歌い大盛り上がり。回りは住宅地だから窓を開けて見ているオジサンオバサンもいる。


 そして、歌は「ビューティフルネーム」。歌の途中、ウサギさんチームクマさんチームに別れみんなで「ウーワーウーワー~」とやるのである。40年前のコンサートの時とおんなじだ。もう年甲斐もなくおもいっきり歌ったよ。最後は「銀河鉄道999」。歌詞は全部覚えている。任せておけ。


 帰り道、口笛でビューティフルネームを吹いていた青年がいた。ボクはチャリの上で秋の夜風をうけながら、


「さあ行く~んだ~、その顔をあ~げて~、新しい風~に、心を洗おう~♬」

などと歌い、「あぁ、まだまだ子供なんだ」とちょっとだけ自分の若さを思い出せた気がするのである。
地震の影響で停電も2日目に突入し、信号は真っ黒、バスもJRも地下鉄もお店も全停だ。かろうじて繋がっていたケータイもアンテナがいまや1本しか立っておらず、電池も心もとなくなってきた。


 仕事も、1日目は自宅待機、2日目も復旧しないので自宅待機との連絡だ。ボクは前日の寝不足から体調が思わしくなく、今朝もヨコになっていたところである。かーちゃんは震災に関係なく昨日も今日も自家用車で出勤である。仕事柄辛いところである。


 我が家のなかでは壊れたものがひとつあったぐらいでたいした被害はなかった。ガスも水道も正常で非常食も電池も車のガソリンも十分あり、ラッキーとしかいいようがない。

 ラジオはもう35年以上使っているSONY製だ。いまだ壊れる気配がない。かかっているのはNHKだ。民放は誘導的質問が多く腹が立つ。とはいっても、ずっとNHKニュースでは飽きてくる。そういうときは、NHK-FMをかけるのが良い。地震のことなどこれぽっちもなく、いつも通りのほうが平常心を取り戻せるのである。

 外は穏やかな天気で、休みであれば気が楽だが、こっちは待機の身だ。遊びに出るわけにもゆかぬ。でも、仕事のことなどこれっぽっちも思いうかばないのである。

 お昼近くになると、地下鉄が復旧の見込みという情報が入り、出社するかどうか迷う。昨日やる予定の仕事の件で社長から連絡がきたのだ。

 通常出勤時はチャリ→JR→バスという経路だが、今日動くのは地下鉄だけで、そうなるとチャリ→地下鉄→徒歩という経路で行くしかない。オールチャリという選択肢もないわけではないが、信号と街灯がないことを考えると危険すぎるのだ。


 我が家からの最寄り地下鉄駅は宮の沢で、車だと25分かかる。チャリでは走ったことないが、おそらく40分はかかるだろう。そうなると通勤ママチャリでは心配でロードマンの出動である。


 ただ、ラジオでもWebでも回復したとは言っていない。しかし、雨がポツポツ降ってきているので雨に当たる前に出発するのだ。たぶん駅に着くころには回復しているに違いないのだ。
 人も車もあまりいない道を走るのはちょっとだけウキウキする。

 だが、どこもかしこも信号も真っ暗、店も全休だ。しかし、パン屋さんが奇跡的にあいていた。売っていたのはカレーパンだけだが職員総出で作ったに違いないのだ。2つだけ買ってカバンに詰め込む。


 宮の沢駅に着くと電気が明るい。当たり前か。20分ほど前から運行を再開した電車に乗り込むとすでにけっこうな乗客だ。

 目的地で地下鉄をおりるとやっぱり信号は真っ黒だ。仕事場は全くの無事で、電気も復旧していた。自販機で買ったコーラをグビグビやりながら最低限の仕事をチャッチャと終わらせ、早めに帰途につく。


 秋の夕暮れは早く、信号も街灯もついていない町並みは真っ暗だ。明るいのは地下鉄駅の中だけである。宮の沢駅を降りてもまだ真っ暗だった。

 街灯のついていない道でも車はそれなりに走っていて車道を走るのは結構怖い。しかも信号だってまだ真っ暗だからよけい怖いのだ。交差点では細心の注意がないと車だけでなく歩行者にも衝突する危険がある。


 うちに近づくと信号機が点灯していることに気づいた。我が家に着くとすっかり明るくなっており、39時間ぶりに停電から開放されたのである。


 1日半ぶりのテレビはさぞ面白かろうと期待したが、相変わらずの中身に「電気切れろ」とついつい呟くのである。
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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