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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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チャリンコの今回のリフレッシュの目的の一つにフレームの補修がある。

 使わず野ざらしだった時期もあり、今では塗装の下から錆が染みてきて純白のフレームがすっかりオレンジ色の斑だらけなのだ。

 一部は塗り直したものの、やはり、少々見苦しい。(操縦者のほうがもっと見苦しいという声はこの際無視する)それに、これ以上錆が進むのは自転車にとっても良くないはずである。

 こういう場合「塗り直す」ということが一般的だが、ここで一つ問題がある。塗り直すとなるとそこに描かれている「ROADMAN」のロゴも消えてしまうのだ。ロゴが消えると走行に影響があるかというと全く無い。一休和尚の袈裟の話と同じで、サイクリングはロゴに乗って行くわけではないのだ。しかし...


 そもそも、スポーツタイプの自転車のフレームなどほとんどがトライアングルのお化けであり、自動車と違って形から銘柄を判別するのは至難の業だ。

 いや、別にわかってもらわなくても何の問題もないのだが...

 やはり、わかってもらえないのは少々サビシイ。ほんとうはかなりサビシイ。

 ロードマン自体はたいした性能をもった自転車ではない。一世を風靡した自転車ではあるが、30年近く経った今、その価値は微々たるものである。でも、新品で買った時からず~っと使い続けているというところに凄い価値があるはずで、早い話が、少し自慢したいというチョー単純不純的思考なのだ。


 だから、なんとかこのロゴは残したい。


 幸か不幸か、ロゴ関係はすべてステッカーでできており、うまくはがせばもう一度使える可能性がある。



 だが、失敗した時は........ステッカーの切れ目が縁の切れ目になるような気がしてならない。


リフレッシュを直前に控えたフレームの画像をここに残す。

ブリヂストン・ロードマン-フレーム
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崩壊寸前のマシンを慎重にクリーンルームに運び込み、専用に開発された特殊工具を操りJIS規格スチール製スクリューを一つ一つ丁寧にゆるめ、一昼夜かけて分解した...となればプロジェクトXの世界だが、古自転車を埃だらけの物置でモンキーレンチ一丁片手に鼻歌交じりで小一時間というのがほんとうのところである。

 そもそも、無類のメカ好きであり、この手にかかって分解された時計・モーター・エンジン・自動車・自転車・模型・家電・虫・魚・草木など、おそらく1000はくだらないはずだ。元に戻った数は知らない。

 まず、分解したらとにかく磨きたくなるのが性分で、部屋のカビは目に入らなくても、小さな錆は見逃さぬ。いじり始めたらまず3日は飲まず食わずとなり、サイクリングよりずっと効果的なダイエットになるはずだ。

 だが、3日も没頭すればたいてい社会及び家庭生活に多大な影響を及ぼし、そのまま続けると確実に金銭欠乏的飲まず食わずの状態になりかねないので、休日だけで我慢することにしている。

 それだけメカ好きなら本職にすれば良いのだが、「センス」という越えがたい山が存在する以上、趣味の領域を越えるわけには行かぬ。


 三連休。久しぶりに部品の入った段ボール箱を眺める。




 箱の中には見覚えのない部品が一つ転がっていた。
先週末の連休は天候不順で、今週末も雪で大荒れの模様であり、さすがにこの寒さではいくら脂肪を着込んでいるといってもとてもサイクリングになど出る気にならない。

 窓から見える手稲山・春香山などはすでに白く、おまけに今週は初雪も降ったということで、今シーズンのチャリ漕ぎはもうやめることに決めた。おそらく朝里峠も同様なはずで、計画していた「朝里峠越え定山渓足湯ツアー(仮)」が実現できなかったのは非常に悔やまれるが、自然の前ではあきらめるしかない。(「鼻が伸びている」とか「口が曲がっている」などという声が聞かれるが、もちろん本心なのに、口からでまかせばかり言って本当のことを信じてもらえないオオカミ少年の気持ちがよく分かる。)

 だが、雪が降ってもまだまだ走るというサイクリストはゴマンといるわけで、ボクごときが「サイクリスト」を名乗ればたちまち炎上間違いないし、もちろん言うつもりもない。じゃぁ何だといえばどちらかというと「ファン」みたいなもんで、サイクリングは自分にとって「非日常」で「プチ・アドベンチャー」で「刺激」で「自由な時間」なのだ。一見「運動」っぽく見えなくもないが、実は遊んでいることがバレないようカムフラージュしているだけなのである。

 まぁ、そんな遊びにつきあってくれた相棒ROADMANも最近少々調子が悪く、もはやシーズンオフの分解掃除や給油・調整だけでは限界とみえる。よって、このシーズンオフには思い切ったリフレッシュを行う予定である。

 今週末あたりから分解を始めるつもりで、とは言っても2時間もあればバラバラとなるのだが、さらに2時間も経てば分解の順序も忘れて、組み立てたときはだいたいネジが余ることになっている。昨シーズンも分解整備したが、部品が余らず元の形に戻ったのは奇跡的といわねばなるまい。

 実はここ最近の分解整備勝敗は5試合中5勝で好調をキープしていたのだが、つい最近自動車のミラーを分解中にぶっ壊してしまい連勝がストップした。原因は、途中でメンドーになって短気になったためで、ここにきてメンタル面の弱点が露呈した。最近特に物事がメンドーになっており、このままでゆくとおそらく5割を下回る可能性が高く早急な対策が必要だが、場合によってはこのまま引退を迫られる可能性も大いに考えられる。

 なので、もし、形にならなかった場合は速やかにヤフオクに出品し、そのお金で釣り道具を買ってFISHERMANになるつもりだが、その前に体脂肪過多でLARDMANになっているはずだ。


 一応、ここに今シーズン最後のロードマンの姿を残しておくことにする。
BSロードマン-80年式
 
今シーズンはオホーツクサイクリングへの参加と言うこともあり現時点で走行が約700Kmほどとここ数年のうちでは最も酷使しており、そのせいか最近はどうも自転車の調子が悪い。

 一番要のホイールに少々問題があるのは数年前から分かっていてダマしながら乗っていたのだが、ついこの間からどうも転がらなくなってきたのだ。

 早速、老舗の自転車屋まで行き交換可能かどうか聞いてみたところ「できません」とけんもほろろな返答。というのも、今と昔じゃ規格が違って今の部品では合わないのだ。しかも「どうしても交換したいならネットオークションで探せ」と、もうとりつく島もない。
 まぁ、気持ちは分かる。そんな古いチャリンコばかりにかまっていたら店は1週間で夜逃げする羽目に陥るのだ。

 だが、たかだか30年ならヴィンテージと呼ばれるにはまだ早い。十分現役で走れる道具である。

 釈然としない気分でついでに店内の新しい自転車を眺めてみるがどれも諭吉数枚では買えるものではなく、スポーツやツーリングなら最低でも6枚は必要だ。ポケットに常時100枚ほど諭吉がいれば即金ですべて買い占めてくるところだが、財布には諭吉1枚すらなくガックリ肩を落として店を出る。

 帰り道、「くそっ、二度とこねぇ」とか「このエコの時代に部品が無いとは何事だ」と憤ってみたものの、やはり、部品調達には必要な店なので0.5秒で発言を撤回し、どうするか考えてみた。

 長く乗る自転車を買うにはやはり諭吉殿10人は必要で、一括だろうが分割だろうが「カネ」という言葉を出したら最後、翌日にはボク以外全員嫁の実家行きでテーブルの上には三行半という状態になるのは明らかである。チャリでそこまでのリスクを冒すわけには行かないので、必然的に直す方法を考えねばならぬ。

 とは言っても、簡単には直らないのは自転車屋の言ったとおりだが方法はある。古い部品を探すか新しい規格の部品に合わせてこっちを加工するかだ。

 古い部品だとすぐに壊れてしまう可能性もあり、使える道具として成り立たぬ。あくまでも乗れなければ意味がないのだ。しかし、新しい部品なら少々の加工で十分道具として使えるようになりそうだ。ただ、加工したら最後、元の乗り味には戻れないというところが引っかかる。

 とりあえず、ネットオークションなど探してみたら、合いそうな部品はいくつかあったのだが、古いか高いかのどちらかである。だが、新しい部品なら新品から中古までバリエーションも豊富であり、もちろんリーズナブルなものも選択可能である。

 加工のついでだからペイントもサイケデリック調にしてみるか。少しずつの修理費なら嫁もゴマカせそう等々...

と考えているうちに数時間は平気で過ぎてしまう。そんなこと本当はドーでもええことだが、こういうことを考えることにかけては最強でありボクの右に出るものはいないはずなのだ。だが、いつまでたっても考えはまとまらず、古い道具は結局そのまま朽ち果てて行くのである。
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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