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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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釣りの楽しみに「食う」ということが不可欠だと信じて疑わないボクだが、実はここで困ることがある。

 海からの距離が近いため、うちに帰ってきても生きていることがあるのだ。
 慣れた釣り師ならその場で締める(コロす)。それが食うとき一番旨い。しかし、気の弱さから、どうしても気が引けてしまうため、時間の力を借りてうちに帰るまでの間に死んでいただくのが常である。

 しかし、魚によっては生命力の強さ。まな板の上でまだ生きている。ここは安楽死(と自分で勝手に思っている)しかない。即死させるには目の後ろあたりの神経を切るのだ。

 ここで最大の試練。食うためとはいえ、やはり生きているものの命を奪うと言うことは非常に辛い。とても魚の目を見ながら締めることなどできないから、魚を新聞紙で包み目のあたりめがけザクッとやる。魚の動きが止まる。汗がドット噴き出す。

 いつも嫁にバカにされるが、でも、実はこのとき自分がまだ正常な人間であると自覚する(バカ頭で自覚するので大概はうそっぽい)。他の命を奪い自らの命を長らえるということを再認識するのだ。もし、何のオソれもなしにできるようになったときはもはや人間にあらずと考えている。(そういう仕事をしている方々も何がしかの気持ちの動揺があることと信じたい)

 でも、残念ながら、そんな気持ちもどんどん遠のいてゆく。なぜなら、一向に釣れないからである。
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プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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電子式その1
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