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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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もう夏の出来事だったのに、今頃おもいだした。

 今年の北海道マラソンはちょっと違ったのだった。

 いつからだったか忘れたが、北海道マラソンのコースがうちの近所になってからは必ず見に行っているが、今年は観戦ではなく参加なのだ。

 とはいっても、チャリでヘタれるぐらいだからランナーなどあり得ないわけで、つまり給水所ボランティアスタッフとして参加するのである。

 選手用の水をテーブルの上に用意するのが仕事だが、これが実はとんでもなくたいへんなことだった。

 1時間を過ぎてトップ集団がやってきた。まぁ、楽勝だ。なにせランナーはまばらだから、テーブルに余るだけの水を並べることができる。

 ところが、もう30分もすると、1万人のランナーは怒涛のように押し寄せてき、並べた水は次から次へと無くなってゆく。

 2時間もすぎるともうだめで、100メートルもあるかと思われる給水所はすっかり渋滞し、ここに水の供給が破たんした。

 ひとつのテーブルを三人協力で、コップ10個を1秒で用意しないとぜんぜん間に合わない。もう、水を入れる前からコップを持っていかれる始末だ。

 足きり時間間近、我々10人が担当する300リットルの水とコップは底を尽き、リタイヤ選手には僅かに残った氷を配るのが精一杯だった。

 選手が去った後、道路は一面散真っ白だ。散乱した紙コップが水で溶けてドロドロになっているのだ。

 ドロドロを片付けて帰ったあと、一気に眠気が襲ってきた。たかだか4時間ほど外にいただけなのに尋常じゃない疲れだ。そのあとも数日間はずっと疲れたままだった。

 こんなに目の前を通っているのに、まともに見ることができた選手は最初の数百人だけで、あとはずっと選手の手だけである。知人も出場していたが、チェックする時間など蚤のハナクソほどもなかった。

 ボランティアといえども、体力勝負ということをまざまざと見せつけられたのである。


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新星 
 

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なんか
すげ!
くるたまのパパ URL 2014/12/23(Tue)18:09:01 編集
Re:なんか
くるたまのパパさん>
すごい数のボランティアスタッフがいたことに驚きましたよ。
もっと体力があったら、チャリのサポートに入れるかな?
【2014/12/23 22:39】
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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