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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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ここ数年、この時期だけ忙しいと決まっているのだが、今年はそれにもましてメチャクチャである。

 疲れはピークをとっくに超えているが止めるわけにもゆかぬ。こういう場合は肉体的よりも精神的にキツイ。このままにしておくと「海を見たい」とか「飛びたい」などと口走るか、体を壊すかのどちらかであり、実際にそうなっている人はボクの周りに何人もいた。


 まぁ、こういう場合は経験的には現実逃避に頼るのがイチバンであり、方法として、
  ・駄洒落を飛ばし、他人を巻き込むことで辛さを忘れる
  ・ただ、ひたすらヘラヘラ笑いバカとなる
  ・毎日、大量のアルコールを摂取する
  ・クスリ
などが考えられるが、効果やリスクを考えるとどれも決定打とならないのだ。

 と思っていたら良いものを見つけた。「のだめカンタービレ」(ドラマ版)である。

 原作は少女コミックで、ストーリーは単純明快であり、争いもドロヌマもヨロメキもなく手放しで楽しめる久しぶりのドラマなのだ。

 放映はおととしだが、今年の正月の再放送&スペシャルはしっかり録画されており、すでにリピート回数は5回を超えている。

 全編「クラシック音楽」であり、「青春」であり、「Fall in love」であり、「ゴミ臭」く、「寝癖」であり、「変態」なのである。絶好の現実逃避ドラマではないか。

 それでも、通常、ドラマが終われば現実世界に引き戻されるはずだが、最近はドラマを見ずとも現実逃避が激しくなり、パソコンのキーボードは鍵盤に見え、叩く音はシューベルトのピアノソナタ第16番にしか聞こえなくなっている。
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全く釣れなかったワカサギ釣行から早数日、またまた、枕元に立ったワカサギ大明神は何か字が書いてある紙を見せた。そこには




とかいてある。多分、再試験であろう。ボクは夢見心地の中でもハッキリと自信に満ちて







と答えた。
ワカサギ大明神は苦笑して消えた。

ふっ、違った...
字が読めない訳ではないのだ。ただ、どうも脳内が某かの刺激により進化し、瞬間的に「里○まい」化したらしい。

原因は、メジャーリーグでもなくセ・リーグでもなくパ・リーグだったか...
例によって枕元に立ったワカサギ大明神。好天だからサッサと行けとのお達しだがイマイチ行く気にならぬ。とりあえず、朝飯を食ってから考えることにした。


 なぜか、今シーズンはワカサギ釣りへの情熱ゼロだ。毎年このシーズンが待ち遠しかったはずのあのワカサギ釣りを目の前にしても全く行きたいと思わないのである。
 したがって、毎年恒例1月2日の初ワカサギ釣りも、今年は家でヌクヌクとテレビというテイタラクである。

 朝飯を食い、外を見るとほんとうに天気が良い。前日には一応「エサ」「シカケ」など買い込んでありすでに準備はできているので、仕方なく(?)いつもの真勲別川(茨戸川)に出かけた。

 今年も結氷が遅いため、ここは氷上で釣りが出来る数少ない場所だ。だが、シーズン最初とみえて釣り人はそう多くはない。
 早速、テントや竿を準備して釣り糸を垂らした。昨年はかなり釣れた場所だ。たぶんすぐかかるだろうと思っていたら全くアタリがない。

 3分待っても来ない。5分待っても来ない。10分待ってようやく1匹。ポイントが悪いのか、それとも時間が遅いのか(朝飯後なのでトーゼン10時過ぎ。マズメはとっくに終わっている。)集中力も続かず、結局2時間ほどで釣果3匹。

 家路の途中考えてみたが、多分こうだ。

 ・実は、ワカサギ釣りへの情熱はワカサギ大明神に取り上げられた。
 ・それは、昨シーズン、何度かワカサギが美味しくないと日記に書いたことがワカサギ大明神の逆鱗に触れた。
 ・そして、今回は最終試験で、取り戻せるチャンスだった。


 でも、まあ今さら仕方がない。こうなったら、しばらくはワカサギ釣りから離れドンチャン騒ぎ、じゃなかった、ワカサギ大明神の怒りが静まるのを待つしかない。なにせ、ワカサギ大明神を怒らせるとコワイのだ。

 ただ、すでにワカサギ大明神からは見放されていたものの、翌日の悪天候を考えると、好天はせめてものお慈悲であったと考えるべきであろう。
確か、ちょっと前まで釣りでBIKINIに会い、汗をかきかき自転車漕ぎ、声を枯らして野球観戦という生活だったはずが、いつの間にか今年ももうあと1ヶ月もない。ということで、仲間内のチョット早めの忘年会をやってきた。幹事は4人で持ち回り。今回はN氏が担当で、例年通り居酒屋とのことだ。


 狸小路近くの店の前には定刻を35.7秒オーバーし到着。寒さによる運動量低下は計算していたが凍結による路面スリップでのトルク伝達不足を計算していなかったためだ。すでに、他の3人は待っているはずであり、空腹による血糖値低下は思わぬ体調不良を起こしかねないのでそのまま店内に滑り込んだ。(なにせ仲間の平均年齢は48歳、だが、その年齢を押し下げているのは他ならぬ私だ)

 迎えた仲居に...絶句。すぐさま気を取り直し、予約名を正確に伝えボックスに案内される。通常、定刻に全員集まっていない場合はすぐさまその場で中止解散、もしくは遅れた者が全額を払う、というようなことがあって良いはずだが、今日の場合はなぜか、ミョーに皆ニコニコ顔だ。早速、幹事に論理的かつ合理的に20秒以内で説明するよう求めた。

 幹事の説明によるとこうだ。
「今日は3500円のコースに飲み放題をプラスした」「飲み放題には日本酒も有り」「メインは鍋」
など。いや、肝心なことが説明されていない。
「めいど」。えっ、「冥土」?死ぬには早すぎる。いや違った。「仲居さんは全員メイド」とのことだった。つまり、学術的正式名称は「メイド居酒屋」ということらしい。そういういかがわしいところは勿論好まない私ではあるが、やはり探求者である以上、こういう社会風俗への探求もまた私の使命なのだ。

 なにせ、店作り・料理・酒などは完璧なまでの和風であり、「ごく一般的しかしチョットおしゃれ」的酒場であるのだが、行き来する仲居さんは異国のメイドしかも猫耳付きである。まずここは酒場ではなくアキバであるという推論が自然発生的になんの脈絡もなく導き出された。

 さらに、その根拠を探るべくテーブルの上を調査すると注意書きがあった。ケータイで写真撮影はNGとか勿論お触りNGとか云々。だが、インスタントカメラによる有料写真撮影は可能らしい。

 次々と運ばれる料理を口にしながら、ドリンクメニューを開くと様々なアルコール度数0~30%程度を含む甘、辛の飲料が整然と記述されているのだが、その1番上に「お帰りなさい、ご主人様 ¥0」と書かれている。意味がわからない場合はやはり調査が基本であるから飲料とともにオーダーした。

 早速、オーダーした飲料がメイドにより運ばれてきたが、そのメイドは運び終えると満面の笑みで「お帰りなさい、ご主人様」と言うではないか。面白い。実に面白い。ついつい「ただいま」と言わせる誘導的催眠術的マーケッティングが存在するのだ。だが、残念なことに、件の彼女は「言うのが恥ずかしい」と本音を漏らした。やはりプロである以上「バイトであってもここは120%自身を持って言いなさい」と静かな口調だが威厳を持って諭してやった。

 さて、そんな調査時間もおわり、会計を済ませ外にでる。外はただ普通の街角であり、アキバの影など何処にも見あたらない。

 まぁ、とにかく、こういった場所は危険区域に指定されているはずで、沈着冷静・巧言令色・3時のおやつは文明堂じゃなかった、である私のような者でなければたちまちドロヌマであり、二度と抜け出すことはできぬ。

 今回は私も何とか脱出できたのだが、結論を出すには危険を冒してでも今一度の調査が必要だ。そう、肝心のメイドとの写真撮影がまだ...
ある日やってきた手紙。中には「表彰式の開催が云々~交歓会が云々~」などと書かれているがな~んのことかさっぱりわからず、「なーんで人の表彰式に出なきゃならんのだ」ととりあえず放っておいたのだが、もう一度よ~くよ~く読み返してみると、なんと「表彰するから出席せよ。ただし、交歓会に少し金かかる。」と書いてあるではないか。公の表彰などそう滅多にないので一応出席することにした。

 表彰者は今年も?百人いて、さすがに全員分の表彰状を読み上げるわけにも行かぬ。代表者のみ壇に上がったのだが、さすがにここに立つべき人は違うなと思い知らされた。自分の中に少なからず羨望・嫉妬が起きたのは事実だ。
 まぁ、そりゃそうだ。人それぞれ器の大きさというものがある。ボクなどまだまだ、いや、もういっぱいいっぱいなのだから。

 表彰式が終わり交歓会で飯を食いながら色々思う。ウーロン茶をがぶ飲みしては「もっと『やりたいこと』に集中だな」。寿司に囓りつき「羨むことはな~んにもない」。肉をほおばり「独自性もな~んも関係な~い。自分が『やりたいこと』を必死にやるのさ」。そして、デザートの冷たさで首の後ろをトントン叩き「オレがやることはゼッタイ世のため人のためになるのだ!ガハハ」。あぁ、完全に飲み過ぎだ...ウーロン茶の。

 表彰されたことは特段嬉しいわけではない。だが、みんなのおかげでここまできたことを考えるとやはり頬もゆるむというものである。
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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