世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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「のだめ」好きは相変わらずだが、その影響で普段の音楽はすっかりクラシック一色である。天気の悪い休日はサイクリングも一休みで、音楽を聴きながらの雑用三昧となる。
こう見えても実はクラシック好きであり、ドラマでかかっていた「エリーゼのために」を聞いて、天に拳を突き上げた、じゃなかった、レコードをせがんだのは確か幼稚園のころだったはずだ。
その後はフツーに「ウルトラマン」「黒猫のタンゴ」など聴いて過ごしたが、中学にはいると友人の影響でクラシック、さらに「ピンクレディ」と続く。
そして、ラジオでたまたま流れた「宇宙幻想」ですっかり「冨田勲」ファンとなり、後に小室哲哉となる。(いや、ならない。)
たくさんのクラシック曲と巡り会えたのもトミタサウンドのおかげなのだ。
だが20代に入ると「日野皓正」でジャズに魅了され、以来ついこの間までずっと邪頭だ。
そして、(ウルルン風に)「のだめカンタービレ」に出会った~。
「一音一音、無意味な音なんてないんだぞ」
という千秋の言葉が電撃となって体中を走った。今までそんなこと考えたこともなかったのだ。
早速、マッチ棒と竹串と電気ドリルと耳かきと綿棒と掃除機で20年来たまっていた耳垢をすっかり掃除し、耳をすまして音楽を聴いてみると...
おぉ、なんということだ。そこにあるすべての音は必然であり、なぜ、その音がなぜそこに存在するのか一瞬で理解できる。
こうなったら、今からベートーヴェンになって...
...気がついたら1日が終わっていた、というぐらいクラシックには妙な魔力がある。
こう見えても実はクラシック好きであり、ドラマでかかっていた「エリーゼのために」を聞いて、天に拳を突き上げた、じゃなかった、レコードをせがんだのは確か幼稚園のころだったはずだ。
その後はフツーに「ウルトラマン」「黒猫のタンゴ」など聴いて過ごしたが、中学にはいると友人の影響でクラシック、さらに「ピンクレディ」と続く。
そして、ラジオでたまたま流れた「宇宙幻想」ですっかり「冨田勲」ファンとなり、後に小室哲哉となる。(いや、ならない。)
たくさんのクラシック曲と巡り会えたのもトミタサウンドのおかげなのだ。
だが20代に入ると「日野皓正」でジャズに魅了され、以来ついこの間までずっと邪頭だ。
そして、(ウルルン風に)「のだめカンタービレ」に出会った~。
「一音一音、無意味な音なんてないんだぞ」
という千秋の言葉が電撃となって体中を走った。今までそんなこと考えたこともなかったのだ。
早速、マッチ棒と竹串と電気ドリルと耳かきと綿棒と掃除機で20年来たまっていた耳垢をすっかり掃除し、耳をすまして音楽を聴いてみると...
おぉ、なんということだ。そこにあるすべての音は必然であり、なぜ、その音がなぜそこに存在するのか一瞬で理解できる。
こうなったら、今からベートーヴェンになって...
...気がついたら1日が終わっていた、というぐらいクラシックには妙な魔力がある。
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新入社員のころ、「1日は休養、1日は教養」で休みを過ごせと教えられたが、未だ休みはほとんど「雑用」だ。しかし、今日のところはたいした予定もないので、朝飯を食いながら「ザ・サンデー」「ゲゲゲの鬼太郎」など眺めてから、おもむろにサイクリングに出かけた。あまり張り切って出かけないのは「2日とも休養しかもベッドの中」になりかねないからだ。
だが、行き先は「平和の滝」と決めている。去年の今頃一度走っていて、最後の急な坂道を結局はチャリを押して登ったのだが、今年はどの程度まで行けるかか試してみるつもりだ。
道は相変わらずのツギハギサイクリングロード。未だあちらこちらで車道に寸断されており、スムーズに走るには若干の路線乗り換えギジュツが必要だ。人生と同じ、間違うとエラいことになる。従って、昨年走って以来、ここを「人生ロード」と勝手に呼んでいる。
新川、農試公園、琴似まではほぼ平地だが、西野から平和の滝まではずーっと上り坂であり、それでも、難なく1時間ちょっとで件の坂の下に到着。
ところが、そこから、もうぜんぜん足が動かない。こりゃ噂の平和の滝の心霊現象かと思い、さっそく山伏となって九字でも切ろうかと思ったら違った。ここまであまり感じなかったのだが、意外と足に疲れがきていたのだ。
いったん休んで再度漕ぎ出すが、進む速度はアリ以下だ。意地でも漕ぐか、やはり押して登るか、休んででも漕いでのぼるか...
押すか...
漕ぐか...
「辛さの向こうに喜びがある」ということを考えると漕いで登ることも確かに大事なような気もするが、別にそんなことにこだわる必要もない気もするし...まぁ、大事なのは「自分で決める」「決めたら後悔せず、断固として進む」ってことだから、実はどっちに決めても何の問題もないということさ...
などということを考えながら100mほど進み、押して登ることに決めた。こんなことをついつい考えてしまうところはやはり「人生ロード」たる所以なのだ。
15分ほどで「平和の滝」駐車場へ到着。しばし滝のマイナスイオンパワーで癒される。
まぁ、結局は去年ほども漕げなかったという状態であるが、それはそれで仕方がない。なぜなら、三日坊主のトレーニングは最初からやらないと決めているのだ。
だが、行き先は「平和の滝」と決めている。去年の今頃一度走っていて、最後の急な坂道を結局はチャリを押して登ったのだが、今年はどの程度まで行けるかか試してみるつもりだ。
道は相変わらずのツギハギサイクリングロード。未だあちらこちらで車道に寸断されており、スムーズに走るには若干の路線乗り換えギジュツが必要だ。人生と同じ、間違うとエラいことになる。従って、昨年走って以来、ここを「人生ロード」と勝手に呼んでいる。
新川、農試公園、琴似まではほぼ平地だが、西野から平和の滝まではずーっと上り坂であり、それでも、難なく1時間ちょっとで件の坂の下に到着。
ところが、そこから、もうぜんぜん足が動かない。こりゃ噂の平和の滝の心霊現象かと思い、さっそく山伏となって九字でも切ろうかと思ったら違った。ここまであまり感じなかったのだが、意外と足に疲れがきていたのだ。
いったん休んで再度漕ぎ出すが、進む速度はアリ以下だ。意地でも漕ぐか、やはり押して登るか、休んででも漕いでのぼるか...
押すか...
漕ぐか...
「辛さの向こうに喜びがある」ということを考えると漕いで登ることも確かに大事なような気もするが、別にそんなことにこだわる必要もない気もするし...まぁ、大事なのは「自分で決める」「決めたら後悔せず、断固として進む」ってことだから、実はどっちに決めても何の問題もないということさ...
などということを考えながら100mほど進み、押して登ることに決めた。こんなことをついつい考えてしまうところはやはり「人生ロード」たる所以なのだ。
15分ほどで「平和の滝」駐車場へ到着。しばし滝のマイナスイオンパワーで癒される。
まぁ、結局は去年ほども漕げなかったという状態であるが、それはそれで仕方がない。なぜなら、三日坊主のトレーニングは最初からやらないと決めているのだ。
4月がヤケに暖かったくせに5月に入った途端この寒さだ。しっかりチョージリを合わせてくるあたり、地球のやることは職人技である。
この寒さでは折角の休日でもサイクリングにはチョット辛い。さすがに面倒なので家に閉じこもっていたが、日曜の夕方頃になるとやはり走りたくなってきたので、往復1時間の予定で海まで軽~くポタリングと決め込む。
走ってみたら思った以上に寒い。気軽に出てきたので着ているものもそのままだ。だが、戻るのも面倒なのであきらめてどんどん走る。海まで約30分で到着。この時期・時間にいるのはボクぐらいかとおもったら、シーカヤックで乗り出す猛者がいた。脱帽!
イマイチの天気だったためスッキリしない夕陽だが、それでも黄昏時の海は好きだ。なにせ、これからマズメタイム。釣りには絶好の時間...じゃなかった。
夕陽を眺めながらの鼻歌はベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」第2楽章。のだめが夕陽の練習室で弾いていた曲である。
寒い潮風に吹かれながら思うことはこうだ。
「オホーツクサイクリング」どうしよう
去年までは参加を決意していたはずだが今年はサッパリだ。チャリはオーバーホール済みで快調。人間の方は走るチカラも走りたいという思いも去年よりも上だ(と思いたい)。だが、いざとなるとどうもメンドーなのだ。
今のところ考えている理由は「経済的問題」「仕事が忙しい」「きっと枕が合わない」「生水は危険」「途中、熊に襲われる」etc…。まぁ、そんなものボクにかかれば札幌ドーム10個分ぐらいひねり出すことはたやすいことなのだが...
参加申込書はすでに手元にあり、あとはカネを払いに行くだけが...、まだ迷っている気持ちに、
「ぐずぐずしとるんじゃなか!ケツの穴の小さか男たいね」
と、のだめの声が聞こえるような気がする。
この寒さでは折角の休日でもサイクリングにはチョット辛い。さすがに面倒なので家に閉じこもっていたが、日曜の夕方頃になるとやはり走りたくなってきたので、往復1時間の予定で海まで軽~くポタリングと決め込む。
走ってみたら思った以上に寒い。気軽に出てきたので着ているものもそのままだ。だが、戻るのも面倒なのであきらめてどんどん走る。海まで約30分で到着。この時期・時間にいるのはボクぐらいかとおもったら、シーカヤックで乗り出す猛者がいた。脱帽!
イマイチの天気だったためスッキリしない夕陽だが、それでも黄昏時の海は好きだ。なにせ、これからマズメタイム。釣りには絶好の時間...じゃなかった。
夕陽を眺めながらの鼻歌はベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」第2楽章。のだめが夕陽の練習室で弾いていた曲である。
寒い潮風に吹かれながら思うことはこうだ。
「オホーツクサイクリング」どうしよう
去年までは参加を決意していたはずだが今年はサッパリだ。チャリはオーバーホール済みで快調。人間の方は走るチカラも走りたいという思いも去年よりも上だ(と思いたい)。だが、いざとなるとどうもメンドーなのだ。
今のところ考えている理由は「経済的問題」「仕事が忙しい」「きっと枕が合わない」「生水は危険」「途中、熊に襲われる」etc…。まぁ、そんなものボクにかかれば札幌ドーム10個分ぐらいひねり出すことはたやすいことなのだが...
参加申込書はすでに手元にあり、あとはカネを払いに行くだけが...、まだ迷っている気持ちに、
「ぐずぐずしとるんじゃなか!ケツの穴の小さか男たいね」
と、のだめの声が聞こえるような気がする。
GW最終日、サイクリングのラストチャンス。野暮用であきらめかけていたが、うまく時間が空いたのでさっそく出かけることにした。
31年目に突入するチャリはさすがにボロく、これはイカンとバラバラにしたのは去年の暮だ。しかし、結局組み立てを開始したのは4月に入ってからで、GWに間に合わせようと三七二十一日間よなべで組み上げた。一応形にはなったが、ネジが余らなかったのは奇跡的である。
さて、どこに行こうかと考えたが、そもそも、冬の間一切の筋肉収縮運動を停止していたため、シーズン初めで走れる距離はせいぜい500mのはずだ。しかも、急な運動はビョーイン直行、去年の二の舞である。
なので、一応迎えにきてもらうことも考慮し、走り慣れた国道5号を小樽に向かうことにする。
サイクリングのお供はクラシック音楽。今だに「のだめ」だ。曲はモーツァルト
「2台のピアノのためのソナタ」
(DENKEY鼻歌バージョン)、
ボクとチャリの二重奏である。
「ジャーンジャーンジャカジャカジャカジャン~」といって漕ぎ出す。向かい風は少々強いがオーバーホールのおかげか柔らかい足応えだ。しばらくは平地なので「タッタータタリラ~ピロピロタッタータタリラ~」低めのギヤで軽快に漕ぎ「ピロピロピロピロピロピロピ~」と走る。
上り坂は高いギヤで「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と漕ぎたいところだが、息が続かない。しょーがないので「ターンターンターンターン~」と端折って漕ぐ。チャリはバカにしたように「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と平気の平次だ。クソッ、誰のおかげで軽く走れると思っているのだ。
下り坂はチャリの独壇場。早いパッセージも「カリコリケレピロピロ~」とどんどん走る。こちらは「タッタタタッタッタ~」と慎重に合わせる。下り坂は一見楽だが、細かいハンドル操作とブレーキングで若干の緊張を伴うのだ。
再び平地に戻り、低めのギヤでゆっくり「ラララララッタッタッタララ~」と漕げば、チャリも「ポロリ~ン」と走る。いい気なもんだ。
2時間ほどで南樽市場付近に到着。水分を補給しながら15分ほどの休符。
だが、この時点ですでに相当足にきている。リフレインはさすがにペースダウン。ほとんど一番高いギヤで「ターリラーリラーン~」と漕ぐ。チャリは少々不満げに「ターリラーリラーン~」と走る。
うちに近づけば少しは元気が出、なんとか「ジャンジャカジャーン」とエンディング。約4時間、50Kmの演奏、じゃなかったサイクリングとなった。
今回は距離にして第1楽章というところで、次回はなんとか終楽章まで走らせたいところだが、やはり自信がない。なぜなら、体力も弱いがそれ以上に鼻歌の覚えが悪いのだ。
31年目に突入するチャリはさすがにボロく、これはイカンとバラバラにしたのは去年の暮だ。しかし、結局組み立てを開始したのは4月に入ってからで、GWに間に合わせようと三七二十一日間よなべで組み上げた。一応形にはなったが、ネジが余らなかったのは奇跡的である。
さて、どこに行こうかと考えたが、そもそも、冬の間一切の筋肉収縮運動を停止していたため、シーズン初めで走れる距離はせいぜい500mのはずだ。しかも、急な運動はビョーイン直行、去年の二の舞である。
なので、一応迎えにきてもらうことも考慮し、走り慣れた国道5号を小樽に向かうことにする。
サイクリングのお供はクラシック音楽。今だに「のだめ」だ。曲はモーツァルト
「2台のピアノのためのソナタ」
(DENKEY鼻歌バージョン)、
ボクとチャリの二重奏である。
「ジャーンジャーンジャカジャカジャカジャン~」といって漕ぎ出す。向かい風は少々強いがオーバーホールのおかげか柔らかい足応えだ。しばらくは平地なので「タッタータタリラ~ピロピロタッタータタリラ~」低めのギヤで軽快に漕ぎ「ピロピロピロピロピロピロピ~」と走る。
上り坂は高いギヤで「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と漕ぎたいところだが、息が続かない。しょーがないので「ターンターンターンターン~」と端折って漕ぐ。チャリはバカにしたように「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と平気の平次だ。クソッ、誰のおかげで軽く走れると思っているのだ。
下り坂はチャリの独壇場。早いパッセージも「カリコリケレピロピロ~」とどんどん走る。こちらは「タッタタタッタッタ~」と慎重に合わせる。下り坂は一見楽だが、細かいハンドル操作とブレーキングで若干の緊張を伴うのだ。
再び平地に戻り、低めのギヤでゆっくり「ラララララッタッタッタララ~」と漕げば、チャリも「ポロリ~ン」と走る。いい気なもんだ。
2時間ほどで南樽市場付近に到着。水分を補給しながら15分ほどの休符。
だが、この時点ですでに相当足にきている。リフレインはさすがにペースダウン。ほとんど一番高いギヤで「ターリラーリラーン~」と漕ぐ。チャリは少々不満げに「ターリラーリラーン~」と走る。
うちに近づけば少しは元気が出、なんとか「ジャンジャカジャーン」とエンディング。約4時間、50Kmの演奏、じゃなかったサイクリングとなった。
今回は距離にして第1楽章というところで、次回はなんとか終楽章まで走らせたいところだが、やはり自信がない。なぜなら、体力も弱いがそれ以上に鼻歌の覚えが悪いのだ。
「なんのために弾いてるんですかね」
これは、のだめがレッスン中に漏らした言葉だ。(のだめカンタービレ スペシャル第2夜(ドラマ))
仕事は山を越えたものの、依然トーヒしっぱなしであり、「のだめ」のリピートは10回を超えている。
モチベーションも体も完全にダウンしたためであり、つまり完全に寝込んでしまった。さすがにこれでは健全なる社会生活を送ることが出来ないため、壊れたトマホークのごとく地表を凸凹這いながら病院へ向かう。
何度か診てもらい薬も変えてみたが一向によくならず、検査をしてもらったところ「逆流性食道炎」なるビョーキということが判明した。なにか燃えたぎる反逆者のような病名だが、実際はつつかれたダンゴムシのごとく体を丸めてふるえているだけという不様な状態である。
まぁ、そんな中、冒頭の言葉がよぎったのだ。
実は「何のために」というのは20代後半ごろから意識し始めたのだが、これはすでに決着がついている。「自分のために」だ。たとえプロメテウスのごとく断崖に貼り付けられ毎日ハラワタを食われようともこの思いは変わらないはずだ。
自分の行いはぜーんぶ自分に返ってくると言うのは太古からの真理であり、良いことをすれば感謝され、自分のコントロールにドジれば食道炎にもなるということである。他人のために何かをすると言うことは、それが最後は自分の喜びになると言うことを潜在的にわかっているからなのだ。
まぁ、チョットだけ病気にはなったが、別に仕事や仕事相手を恨むわけもなく、自分のドジさ加減も今に始まったことじゃないので反省もしない。ただ、...目の前に旨いモノがあっても全く食欲がわかないのが一番つらいだけだ。
と思っていたら体重が1.5Kgほど減りラッキーと思ったのもつかの間、10日ほどで快方に向かい体重もリバウンド。自分の食欲が全部自分のゼー肉になることを思い知らされた。
これは、のだめがレッスン中に漏らした言葉だ。(のだめカンタービレ スペシャル第2夜(ドラマ))
仕事は山を越えたものの、依然トーヒしっぱなしであり、「のだめ」のリピートは10回を超えている。
モチベーションも体も完全にダウンしたためであり、つまり完全に寝込んでしまった。さすがにこれでは健全なる社会生活を送ることが出来ないため、壊れたトマホークのごとく地表を凸凹這いながら病院へ向かう。
何度か診てもらい薬も変えてみたが一向によくならず、検査をしてもらったところ「逆流性食道炎」なるビョーキということが判明した。なにか燃えたぎる反逆者のような病名だが、実際はつつかれたダンゴムシのごとく体を丸めてふるえているだけという不様な状態である。
まぁ、そんな中、冒頭の言葉がよぎったのだ。
実は「何のために」というのは20代後半ごろから意識し始めたのだが、これはすでに決着がついている。「自分のために」だ。たとえプロメテウスのごとく断崖に貼り付けられ毎日ハラワタを食われようともこの思いは変わらないはずだ。
自分の行いはぜーんぶ自分に返ってくると言うのは太古からの真理であり、良いことをすれば感謝され、自分のコントロールにドジれば食道炎にもなるということである。他人のために何かをすると言うことは、それが最後は自分の喜びになると言うことを潜在的にわかっているからなのだ。
まぁ、チョットだけ病気にはなったが、別に仕事や仕事相手を恨むわけもなく、自分のドジさ加減も今に始まったことじゃないので反省もしない。ただ、...目の前に旨いモノがあっても全く食欲がわかないのが一番つらいだけだ。
と思っていたら体重が1.5Kgほど減りラッキーと思ったのもつかの間、10日ほどで快方に向かい体重もリバウンド。自分の食欲が全部自分のゼー肉になることを思い知らされた。
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。
そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。
野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ
「電子式記録簿でんき風味」好評発売中(Amazon)
そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。
野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ
「電子式記録簿でんき風味」好評発売中(Amazon)
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