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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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手稲山チャレンジ週間第4週目。気力が続かず中断。

体育の日ならばやはりサイクリングであるが、野暮用のため午後出発となれば「昼クライム」、やはり手稲山でなけれならぬ。


 実は2週間前に予行演習で朝里峠を中腹まで走っており「これならイケそうだ」と気を良くして帰ってきたのが、1週間に一度はカラダを動かさなければたちまち大地に横たわる脂と化す身であり、2週間もたてば白いブヨブヨ。豚の脂身は好きだが、喰われるのはやはりイヤだ。いや、誰も喰わないか...

 しかし、今回は登坂&脂対策としてV●●Mなるものを入手した。

 「脂肪がすぐにエネルギーになり、スタミナが続き疲れにくい云々..」

と能書きがある。つまり、これを飲めば手稲山など朝飯前で昼飯前には中山峠の頂上に至り、しかも運動後にはQちゃんボディのできあがりということらしい。


 早速1リットルほどをこしらえ、ボトルとお腹に詰めてから山へと向かう。

 最初はいいペースで漕げた(ような気がした)が、あっという間にスローダウン。しかも、カラダがいつもよりかなりきつい。運動不足なのは解っているがいつもとチョット違う。なんかヘンだ。

 カーブ1つ越えるごとに休憩という登坂スタイルはいつもと同じだが、それでもいつもより休憩時間をとらないと全く漕げない。休むたびにとにかくV●●Mをやり、お腹の脂がエネルギーに変わることをひたすら祈る。

 だが、いつまでたってもパワーは出ず、途中数台の爆走自転車に抜かれ、1時間ほどでようやくオリンピアの駐車場に到着した。

 少々休憩し、ハイランドを目指そうとしたが、もう漕ぐ気力が全然出ない。200mほど上ったものの無理っぽいのであきらめた。


 そして、手稲山チャレンジ週間第5週目。1時間以上かかってようやくオリンピアに到着。前回と全く同じ状態である。



 いろいろ考えてみたが、たぶん、脂肪が運動エネルギーにほとんど変わらなかったのではないか。
 実は体脂肪率が数%で、燃やす脂肪が無かったと考えられなくもない、ということを考える余地は全くないので、おそらくは、腹のなかではこのようなやりとりがあったはずだ。


脂A「ほら、オマエ脂だから先に行け」
脂B「なにいってんだ、おれは●清キ●ノ●ラだぞ、オマエが先だ」
脂C「オレ様はか●やのご●油だぞ、オマエが先だろ」
脂D「アタシB●S●Oのオリ●ブオイルよ、あなたが先だわ」
脂A「オレだって特製豚の脂身ラードだぞ」
脂A以外「ほらやっぱり脂だ、先に行け」
...

 つまり、全員のらりくらり牛歩戦術であり、いつまでたっても一向にエネルギーに変わらないのだ。

 そうしている間にも奴らは次から次へと仲間を増やし続けるのである。
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今シーズンはオホーツクサイクリングへの参加と言うこともあり現時点で走行が約700Kmほどとここ数年のうちでは最も酷使しており、そのせいか最近はどうも自転車の調子が悪い。

 一番要のホイールに少々問題があるのは数年前から分かっていてダマしながら乗っていたのだが、ついこの間からどうも転がらなくなってきたのだ。

 早速、老舗の自転車屋まで行き交換可能かどうか聞いてみたところ「できません」とけんもほろろな返答。というのも、今と昔じゃ規格が違って今の部品では合わないのだ。しかも「どうしても交換したいならネットオークションで探せ」と、もうとりつく島もない。
 まぁ、気持ちは分かる。そんな古いチャリンコばかりにかまっていたら店は1週間で夜逃げする羽目に陥るのだ。

 だが、たかだか30年ならヴィンテージと呼ばれるにはまだ早い。十分現役で走れる道具である。

 釈然としない気分でついでに店内の新しい自転車を眺めてみるがどれも諭吉数枚では買えるものではなく、スポーツやツーリングなら最低でも6枚は必要だ。ポケットに常時100枚ほど諭吉がいれば即金ですべて買い占めてくるところだが、財布には諭吉1枚すらなくガックリ肩を落として店を出る。

 帰り道、「くそっ、二度とこねぇ」とか「このエコの時代に部品が無いとは何事だ」と憤ってみたものの、やはり、部品調達には必要な店なので0.5秒で発言を撤回し、どうするか考えてみた。

 長く乗る自転車を買うにはやはり諭吉殿10人は必要で、一括だろうが分割だろうが「カネ」という言葉を出したら最後、翌日にはボク以外全員嫁の実家行きでテーブルの上には三行半という状態になるのは明らかである。チャリでそこまでのリスクを冒すわけには行かないので、必然的に直す方法を考えねばならぬ。

 とは言っても、簡単には直らないのは自転車屋の言ったとおりだが方法はある。古い部品を探すか新しい規格の部品に合わせてこっちを加工するかだ。

 古い部品だとすぐに壊れてしまう可能性もあり、使える道具として成り立たぬ。あくまでも乗れなければ意味がないのだ。しかし、新しい部品なら少々の加工で十分道具として使えるようになりそうだ。ただ、加工したら最後、元の乗り味には戻れないというところが引っかかる。

 とりあえず、ネットオークションなど探してみたら、合いそうな部品はいくつかあったのだが、古いか高いかのどちらかである。だが、新しい部品なら新品から中古までバリエーションも豊富であり、もちろんリーズナブルなものも選択可能である。

 加工のついでだからペイントもサイケデリック調にしてみるか。少しずつの修理費なら嫁もゴマカせそう等々...

と考えているうちに数時間は平気で過ぎてしまう。そんなこと本当はドーでもええことだが、こういうことを考えることにかけては最強でありボクの右に出るものはいないはずなのだ。だが、いつまでたっても考えはまとまらず、古い道具は結局そのまま朽ち果てて行くのである。
バナナがない、一つもない、どこのスーパーにもない。

考えられるのはこうだ。

 石油高騰の折、とうとうバナナが輸入できなくなった。

 バナナ市場にオイルマネーが流入し、一気に大暴騰した。
 もしくは、リーマンブラザース影響でバナナ流通業者がすべてパンクした。

 バナナ好きがたまたま今日一斉に買いに来た。

などである。だがもう一つ思い当たることがある。


テレビ...


「あるある~」事件を思い出した...

あのときは完全に笑い飛ばしていたのだが、今回はそうはいかない。背に腹は替えられぬ。いやお腹の脂のためにはバナナに頼るしかないのだ。

 こうなったら明日は開店前から並んでバナナ買い占めてやる。いや、もうこれから並ばなければ間に合わないかもしれない。そのうちシートだけ敷く奴も出てくるはずで、そうなるとチョットしたことでケンカがはじまり、最後にはすべてのバナナは予約制になってしまうのだ。
手稲山のダウンヒルはさすがに急であり、漕がずともどんどんスピードが上がる。

 スピードメーターは30Km/hほどでも体感スピードは100Km/hを超え、前を走る車とはtail to nose。流れる曲はTruth...


 ....ここはモナコでオレは今まさに奴の後ろを追っているのだ。

 コースが狭いからオーバーテークできるチャンスはほんのわずかだが、タイヤを交換したオレのほうに分がある。奴のタイヤはすでに悲鳴を上げて滑り始めているのだ。

 コーナーでは何度も仕掛けるが奴も簡単にはサイドを譲らない。奴はこれを勝てば今シーズン初勝利。だがオレも6連勝がかかっているのだ。

 ファイナルラップ。オーバーテークに気が焦ったオレはコーナーの立ち上りに失敗し奴に離されてしまった。何とか追いつこうとしたものの結局0.25秒差の2着でフィニッシュ...



 ブレーキをかけるがオーバースピードのせいで年代物のこいつは安っぽい金属音を大音量で鳴らし、振り向いた3人の女学生の失笑は走りながらでもはっきり分かる。

 彼女たちの冷たい視線で、ヒルクライムで暑くなった体は一気にクールダウンした。
只今手稲山チャレンジ月間第3週目。
といっても、ドリフトもなければ藤原拓海もいない。チャリンコ漕いでの登坂練習である。

 平地のロングライドで調子に乗り、今年の最後の目標として「朝里峠越え定山渓足湯ツアー(仮)」を計画した。ツアーと言っても自宅→5号線→朝里峠→定山渓温泉計60Kmというコースを自転車で景色を眺めつつ走るといういたって単純なサイクリングである。

 距離的に難しいことはない。しかし、朝里峠はこのコースでの最大の難所であり、ここを登り切ればあとは惰性で足湯に飛び込めることになっている。噂によると峠にはクマが出て襲われ...じゃなかった、朝里側からだとかなりキビシイ坂道であり、ボクの今の脚力では登るだけでおよそ3日はかかる。チャリンコ背負って山の中でクマに出会わないのはせいぜい3時間であり、生きて下りるには少々トレーニングが必要なのだ。

 とりあえず、手稲山が近場なので練習には都合がよい。5号線からハイランドのゴンドラ乗り場まで約8Km。ヒルクライムのレーサーだと30~40分程度で駆け上がるらしい。

 普段見慣れた山だが、麓から山へ続く道路を見ただけで汗が出る。
 実際登り始めるともう全くダメだ。100mごとに10分休憩というあまりのキツさにヒルクライムというよりメガクラム(目が眩む)。
 千尺コースあたりまで登ったが久しぶりに吐きそうになり、結局2Kmほど登ったところで第1週目は終了。

 翌週、曇天で山はほとんど雲の中に隠れ、「霧中を夢中」で走る。吐き気は来ないが、それでもカーブごとにコースアウトして休憩し、オリンピアに70分ほどで到着した。この先は霧で全く見えないため約6Km登ったところで終了。

 そして第3週目だ。この休日は晴天のため余計に暑い。相変わらず漕いでいる時間より休む時間のほうがはるかに長いが、それでもなんとか90分でゴンドラ乗り場に到着した。


 時間的にはレーサーの3倍はかかった計算であり、しかも、朝里峠の傾斜は手稲山以上にキツく、このままでは峠越えは一見キビしい。だが、峠の途中で登れないときは来た道を下りればよいことにさっき気がついた。

 朝里峠の麓には朝里川温泉があり、どっちに転んでも温泉を楽しめるのだ。それに、もともと三日坊主の身であり4回目の練習に耐えられるかどうか自信がない...
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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