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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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いまだに乗り続けているチャリは確か1980年物の大衆車であり、物好きと言われても反論のしようがない。 

 だいたい、そんな古いもんになんで乗っているかというと、ビンボー性で捨てられないからであり、しかも30年も乗っていれば多少なりとも愛着も出るのだ。

 そんなわけで古いチャリを治したいから、「ロードマン」でググったら「なんとかルック」だの「重い」だの、あげくのはては「騙された」だの書きこみが目に飛び込んできた。でも、あと10分余計に寝られたのも遅刻を免れたのも少なからずロードマンのおかげであり、ママチャリではそうは行かなかったはずだ。

  だいたい、ロードマンはれっきとしたチャリであり、ハンドルもタイヤもペダルもトーゼン標準装備でその日から通学でもサイクリングでも好きなことを気軽にできるいわゆる「ランナバウト」なのだ。カテゴリに入れられないからとなんでも「ルック」などといってはいけない。

 ただ、値段が少し安いだけあって特殊な部品だったり性能が劣ったりするから、治しようもなくて文句をいいたくなるのもわからないでもない。 それでも、オリジナルの見る影もないぐらい大方の部品は交換可能だ。

 その分新しいチャリをかったほうが良いかと言えば、やっぱりいろいろ取っ替えるから今のボクの脚力だと結局無駄の上塗である。

 メタボ形オジサンには古くてちょっと重そうなルックス(実際持つと重い)がちょうどよいわけで、カッコいいチャリに魅力はあるが下手くそなのに形だけじゃあまりにも無様だ。 それに、乗ってみれば十分楽しいし、はたからみればスポーツっぽく見えるかもしれぬ。(だからルックか?、いやそれならseemだなきっと)

  そしてブリヂストンというブランドがちょっとだけエンスー心をくすぐるのだ。

 だから、ロードマンは簡単に捨てられないのである。

以前の日記つながり:
古いチャリに乗り続ける男の浪花節
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自転車総重量軽量化(というか自重の軽量化)のつもりで始めたウォーキングだが、最近はチャリに乗るのも面倒だから余計にこっちの方が面白くなってきた。

ウォーキングといっても仕事が終わってから夜中に1時間ほど歩くだけなのだが、これが意外と気分がよい。なにせ、この時間になると人がほとんど歩いておらず、ウォーキング中にすれ違うのはせいぜい3人とキツネ一匹ぐらいなものである。

真っ暗な遊歩道でだれも見ていないから、伸びたり縮んだり好き勝手に歩くのは結構刺激的なのだ。

だいたい、DENKEY式ウォーキングはサイクリングと同様遊びが基本であり歩くのも全くのフリースタイルだ。そうでなければ続くわけもないのだが、結局遊びがメインとなり自重の軽量化には全く役にたっていないのである。

写真:黒色と橙色の小径
 
 
 
以前の日記つながり:
自転車軽量化計画シーズン2途中
「自由に楽しく」って何だ

ここ二回の手稲山サイクリングは登坂成功率が0%で、しかもまた途中で雨に降られてもうすっかりココロが折れ、登坂どころかチャリに乗るのも面倒なこの頃である。チャリにさわるのも煩わしいぐらいだ。

 したがって、この三連休は野暮用と昼寝で2日間を過ごし、最後の日も寝て過ごすつもりだったが、天気もいいし体育の日だから少しぐらいは体を動かしたほうが良さそうなので小樽方面へ漕ぎ出した。ホントのところは乗らないとモッタイナイという貧乏性なのである。

 朝里まできたらちょっとだけ元気が出てきたので毛無峠方面へ向かってみるが峠を上るつもりはない。上りの途中のコンビニで折り返し海へ下る。鮭なら何年か後に川を上るが、こっちにそんな暇はない。今日は4時間で帰る予定だ。

 朝里駅の前まで来るとおでんだのラーメン450円だの売ってる店があってつぶ貝なども焼いていたが、なんとなく食べるのはやめて海水浴場までもう少し進む。

 秋の日本海の波は荒く、飲み込まれるのは御免なので早々に帰路につくが、おでんと450円のラーメンにまだ少し未練があり店の前をもう一度通る。でも、やっぱりなんとなく食べるのはやめた。もうココロが折れていて寄るのも面倒なのだ。


あぁ、早く冬が来て、乗れなくなってくれればどんなに気持ちが楽なことか。

写真:朝里海水浴場から小樽方面を望む
  朝里海水浴場
  
写真:張碓の坂の途中から厚田方面を望む
  朝路海水浴場
 
以前の日記つながり:
半凍り灰色脳味噌狂想
またまた数十人の前でしゃべる機会があったが、どうにもヘタクソであり、まったく楽しむことなどできぬ。

 実はこれが3回目で、初回は原稿ボー読み、2回目は絵付き(つまりパワポ)でお茶を濁してしのいだが、今回はテーマが決まっていてこれが結構シビアであり、こっちはAround Fiftyなのに聴衆はほぼ全員が10歳以上も年上の先輩方で、変なことを口走ればたちまち出入り禁止となりそうな雰囲気なのだ。

 ひと月半前から何を話すか考え始めたが全く浮かばない。ひと月前になっても浮かばない。ようやくアイディアが浮かんだのが2週間前で、なんとかまとまったのが前日の夜中だ。

 練習は当日午前中に間に合わせるつもりでいたのに、あいにく朝から仕事で出掛けなければならないことになり、時間がほとんどない。

 現場での仕事をチャッチャと終わらせ挨拶もそこそこで客先を飛び出し、近くのKFCに入る。

 あと約1時間、とにかく何度も読み、時間の過不足がないかどうか計りながらポテトを頬張り、おかしなところを直しつつコーラで流し込む。おそらくブツブツいいながらやっていたから、まわりの客は不審だったにちがいない。

 会場に入って残り30分。まだブツブツとやるが、さすがにもう頭に入らない。いよいよ時間がきたので、あきらめて話しはじめた。

 やはり、ほぼ原稿を読むような感じとなってしまったが、それでも自分の言葉で書いておいてよかったとしゃべりながらもホッとする。下手くそなヤツがうまいこと言おうと思ってもぜったい失敗するのだ。

 予定だと時間が余るはずだったが、途中余計なことを口走ったせいか奇跡的にピッタリの時間で終わった。

 うちに帰るとようやく緊張がとけ、出来の悪さにがっかりするまもなく眠くなり、結局夜まで昼寝した。

 こういったことはできればやりたくないのだが、アラフィフとはそういうことがフツーに回ってきてしまう年代であり、もうあきらめてしのぐしかない。

以前の日記つながり:
静かな会場は眠気に包まれた
朝から天気は良くしかもクソ暑かったから雨具を持つどころか泥よけだって外してるのに、昼過ぎから一気に強い雨が降ってきた。

 走ってみなけりゃわからないからとわざわざ支笏湖サイクリングにでかけたのに、またまた雨でズブヌレだ。

 支笏湖サイクリングと言っても我が家からチャリに乗っていったらとても半日では帰れないから、途中ワープを繰り返し常盤の駐車場にから支笏湖入口のキャンプ場まで約15キロだけを往復するのである。

 支笏湖は、遠く若かりしころは仕事が終わってからよく夜中にサーキットのオオカミとなってクルマを走らせたのに、明るい時間にはまず行ったことがなくて、しかも、もう最後に観光に行ってから15年は経つからもう坂があることぐらいしか覚えていない。知人が何年か前にチャリを押して上った話を聞いていたから、併設されている自転車道(らしきもの)を走ることにした。どうせおそいスピードでしか走れないのだ。

 実際大きなアップダウンがあるので下ったあとの上りがキツいが、休むほどでもない。なにせ、手稲山に比べたらずっと楽だ。途中、チャリを押している人を抜いたときは少しだけ自信を持ったが、実は軽く回せるギアのおかげだったのを思い出した。もう少しで天狗になるところだった。アブナイアブナイ。

 1時間40分ほどでキャンプ場前を通過しさらに湖畔を走るが、林の中と違い熱い空気が路面から吹き上げ余計に暑い。だが、沢の水が湖に流れ込む場所が所々あり、寒いぐらい全然温度が違う。そこでチャリを止めてマイナスイオンと炭水化物を補給していたのだが、どんどんあたりが暗くなってきたので休憩もそこそこに折り返した。

 案の定、支笏湖を出て数キロのところから強い雨が降りだし、雨宿りなどする場所もなくズブヌレのままこぎ続け、常盤の駐車場手前数キロのところで雨が止んだ。とはいっても、途中で雨が止むのを待っていったら夜になってしまう時間だからやっぱり進むしかなかったのだ。

 帰りも行きと同じ1時間40分、往復30キロで休憩も入れたら3時間半ほどだから、平均速度だとだいたい時速9キロ弱の計算だ。楽といいながらあまり早いスピードでもないが、自転車道の凸凹がひどく、下りのスピードが稼げないことが最大の要因と思いたい。

 今回のブルベ札幌300はこんなアップダウンばかりだから、平均時速9キロだと完全にタイムオーバーである。間に合ったとしても、ここ支笏湖はコース最後の坂で、ほぼミッドナイトの通過となり、街灯もないから真っ暗闇で、木々の影は人のように見えるし草が擦れる音は物の怪のささやきに聞こえ、下りでスピードなど出していたらたちまちハンドルを切り損ねて崖下へ真っ逆さまとなるに違いないのだ。


 よって、今回はやっぱり参加しないことにした。ただのチャリファンとしてはキビシいサイクリングはあまり楽しめないのである。

写真:もうすぐ雨が降りそうな支笏湖畔
   支笏湖畔
 
以前の日記つながり:
短い夏は終わっても、秋はまだまだ長い
走りのミナモトは脂肪だ
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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