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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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なにせ、ファイターズの日本シリーズ優勝である。もう書かないわけにゆかぬ。


 地上波はお立ち台のところで終わったから、0.5秒でCS(無料期間中)に切り替え、表彰式までちゃんと見て、あとは特別番組を片っ端から録画予約し、日曜日のテレビはファイターズで埋め尽くされたのである。

 シーズン初めは、どうもさっぱりダメダメで、しかも初夏には1位と11.5ゲーム差まで広がり、「あー今年はよくてAクラス」などと思っていたのだ。

 ところがどっこい、最終戦直前にリーグ優勝を決め、さらに日本シリーズも勝利したのである。

 2006年、北海道で初めての優勝パレードは、寒さなど忘れて手を振ったことを今でも覚えている。

 当時のヒルマン監督は「シンジラレナーイ」といっていたが、今年はボク自身も「シンジラレナーイ」のだ。

 もちろん、優勝パレードは行くし、これからも、朝はシャウエッセンと決めているのである。

写真:日本シリーズ第4戦勝利


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今年のファイターズはひどすぎだ。さっぱりダメダメなせいでちっとも野球が面白くない。ファイターズあってのボクの野球シーズンなのだぞ。

 したがって我が家では札幌ドームに行こうという話は皆無で、嫁が最終3連戦のうちの一つを友人たちと見に行ったぐらいである。

 去年までは誰かが何かをやってくれるドキドキ感があったのに、今年はそんなもの微塵も感じられないのだから、対戦相手だってそりゃぁ楽勝に決まっている。

 もう、テレビで見ていて面白くないものを誰がわざわざ札幌ドームに見に行くものか。ただでさえ日頃ストレスがたまっているのに余計にストレスだ。

 しかも敗けが込んでいるからイベント広告のほうばかり目立ち余計に腹が立つ。イベントなら札幌ドームに行かなくても面白いろいものなどゴマンとあるのだ。

 来年もこんなていたらくだったら、もうシャウエッセンチキチキボーンなど買わないのだぞ。そのせいで、たとえ我が家の朝食が崩壊してもだ。

 たのむよファイターズ!



以前の日記つながり:

横綱×大関

以前の日記も読んでみる?:
メイド イン ススキノ 
 
 

2年ぶりのクライマックスシリーズではあるが以前のように興奮などしておらぬ。

 DENKEY式夢占いでは土曜に決まると出ており、つまり優勝ということだ。したがって、チケットもしっかり購入済みである。

 いつもどおりゆっくり昼飯を食い、3回ぐらいに到着する予定だったが、14時開始だったことをすっかり忘れており2回早々に到着してしまった。

 そもそも、9回をフルに集中して見ているだけの体力はない。淡白な試合ならたちまち目線はグランドから客席に移り、美しいご婦人、キュートなご婦人、露出度の高いご婦人などに集中することになる。

 今日のピッチャーは藤井。実は前回レギュラーシーズン中に見に来たときはかなり打ち込まれていた。勝つとわかっていてもいい試合になるかどうかが少々心配である。

 すでに、球場全体が異様な雰囲気に包まれており、ボクの周りで静観しているものなどごく稀で、隣で我嫁もデカイ声で応援しているが、しばらくは、いつもどおり一人盛り上がらずフライドポテトをつまみながら戦況を見守ることにした。

 そして、案の定、序盤・中盤で4-3だ。しかも落ち着きを取り戻したと思った途端に中田翔であり落ち着いていられぬ。だが三振でたちまちグラウンドから消えた。あれは幻だったのか。新聞のどこにも載っちゃいない。

 いよいよ9回。
 2人目のアウトのとき、ファーストのランナーも刺してゲームセットと思った一部ファンがグランドにテープを投げ込んでしまった。一時中断でせっかくのリズムが狂わなければよいがと少々心配になったが最後もいつもどおりのプレーで勝利を手にした。

 正に横綱相撲をみたような気がした。
 そもそも、横綱と大関は力としてはほぼ同格であるが、正面からがっぷり四つに組んで互いに最高の力を出し切り、最後にいつもどおりの自分の形で相手を上回ることができるのが横綱だ(と思いたい)。そんな野球を見せてもらったような気がする。

 帰り道、特に気持ちも高ぶらず、いつもどおり淡々と帰る。家に着いたからといって祝杯を上げるわけでもない。

 ただ、いつもはあまり見ないスポーツニュースを、次々に切り替えて見つめる自分がそこいた。
大通西5丁目付近に到着したのはちょうどパレードスタート30分前。
沿道の人は意外と少ない。人の熱気で暖まろうと期待していたのだが見事にはずれた。

 近くで軽い歓声が上がる。とあるビルの2階から誰か顔を出しているのだ。どうも岩ちゃんらしい。軽く手を振りすぐに引っ込んだ。

 ようやく人が増えてきたなと思っていたら、近くに井上和香似の若い女性がやってきた。ドーも気になりついついそちらに目がいってしまう。
 気になっているのは若い女性だからではない。たしか、何処かで会ったことがあるような気がしたのだ。いろいろ記憶を掘り起こしているうちにパレードが始まった。

 ヒルマン監督・金子を乗せたオープンカーを先頭に次々やってくる。選手たちに手を振り、合間に写真撮影。ファインダーを覗かず頭上で撮影したため、写っていたのは「空」「街路樹」「ビル」「信号機」など。スキンヘッドの頭上半分が写っていたものがあったが、これはひちょりだと信じたい。

 今年で引退の田中幸雄もやってきた。選手たちの乗ったバスの一番後ろの角に金村がいた。ユニフォームを着ていない姿はやはり寂しそうに見えた。

 そのあと、ファイターズガール達やファイターズスタッフ達にも手を振り、音楽隊が過ぎ去ったところでやっと思い出した。件の女性のことだ。だが、とうにその女性どころか沿道の人々も半分方帰っていた。

.....

ずーーっと以前、あるプロジェクトで半年ほど一緒に働いた仲間だが、まあ、仲間といっても向こうは新人だしこっちは派遣だ。直接一緒に仕事をする機会はなかったが、なんとなく気になる存在ではあったのだ。いや、容姿ではない。なんとなく同じ匂いを感じたのだ。(うら若き女性だからもちろん加齢臭ではないが)彼女、どうもあまり社内では評判が良くなかったようだが、それは彼女がかわいそうというものだ。あれは間違いなく先輩・上司がショボかったのだ。ボクも契約が終わって去り、風の噂ではしばらくしてそのプロジェクトも頓挫し、そのあと社を去ったらしい。まあ、その方が彼女のためにも良かったはずだ。
.....

 家路につく頃、ようやく紙吹雪が降ってきたが、これが最悪だった。ぬれた路上に張り付いた紙吹雪は簡単に拾えないのだ。
 思うように拾えない紙吹雪への怒りで、パレードの光景は0.1秒ですべてふっ飛んだ。だが、この先、件の女性のようにはたして思い出せるのだろうか。なにせ、残っているのはひちょりらしきスキンヘッドの写真ぐらいなのだ。
日本シリーズが終わって早数日。ファイターズは負けたが、もう今はそんなことドーでもエーのだ。応援のせいで体力も精神力も、もうこれっぽっちも残っちゃいない。しかも、後遺症だ。耳に入る音はすべて応援歌に変換され、ビンボーゆすりはいつも「かっ飛ばせー○○○」のリズムであり、肩たたきはツインバットである。そして、二十人格が頭の中に渦巻く.....


・・・・・あー、再来週から秋季キャンプかぁ。新しい監督はどんな人かな?ウマがあうといいんだけどね。まぁ、アジア予選は辞退しよう。体力は戻りそうにないし野球野球野球野球野球それに、新しいチーム編成をいろいろ考えねばならん。まぁ、契約しない選手・コーチは考えた末の決定だ。フロント・GMはうまくやっている野球野球野球野球野球勿論、私が指揮を執る以上、いい試合をお魅せしますよ。それにリーグ優勝もね野球野球野球野球野球だが、本当に大丈夫と言われてもオレの仕事はグランド整備。来年はもっとYMCAを格好良く踊ってやるぜ。それまではしばらくは休みだ野球野球野球野球野球だが、休んでばかりでは体も鈍る。オフはワカサギ釣りと決めている。もちろんピッチャーであるオレは肩を冷やさないように丹前と電気モーフで対策は万全だ野球野球野球野球野球なにせ、始球式を務めねばならないの、ワタシ。でもキャッチャーまでワンバウンドかしら野球野球野球野球野球って、それ絶好球やろ。まかせとけ始球式ホームラン野球野球野球野球野球でも、今年は外野席に当たるボール少なかったなぁ。来年は頼むぞファイターズ。また42222人を胃袋に詰め込むからさ.....
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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