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世界屈指のテキトー人DENKEYが、古自転車にまたがり釣り竿を振り回しながら、どちらかというとドーでもイイことを綴る日記帳。
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新入社員のころ、「1日は休養、1日は教養」で休みを過ごせと教えられたが、未だ休みはほとんど「雑用」だ。しかし、今日のところはたいした予定もないので、朝飯を食いながら「ザ・サンデー」「ゲゲゲの鬼太郎」など眺めてから、おもむろにサイクリングに出かけた。あまり張り切って出かけないのは「2日とも休養しかもベッドの中」になりかねないからだ。

 だが、行き先は「平和の滝」と決めている。去年の今頃一度走っていて、最後の急な坂道を結局はチャリを押して登ったのだが、今年はどの程度まで行けるかか試してみるつもりだ。

 道は相変わらずのツギハギサイクリングロード。未だあちらこちらで車道に寸断されており、スムーズに走るには若干の路線乗り換えギジュツが必要だ。人生と同じ、間違うとエラいことになる。従って、昨年走って以来、ここを「人生ロード」と勝手に呼んでいる。


 新川、農試公園、琴似まではほぼ平地だが、西野から平和の滝まではずーっと上り坂であり、それでも、難なく1時間ちょっとで件の坂の下に到着。

 ところが、そこから、もうぜんぜん足が動かない。こりゃ噂の平和の滝の心霊現象かと思い、さっそく山伏となって九字でも切ろうかと思ったら違った。ここまであまり感じなかったのだが、意外と足に疲れがきていたのだ。

 いったん休んで再度漕ぎ出すが、進む速度はアリ以下だ。意地でも漕ぐか、やはり押して登るか、休んででも漕いでのぼるか...
押すか...
漕ぐか...

「辛さの向こうに喜びがある」ということを考えると漕いで登ることも確かに大事なような気もするが、別にそんなことにこだわる必要もない気もするし...まぁ、大事なのは「自分で決める」「決めたら後悔せず、断固として進む」ってことだから、実はどっちに決めても何の問題もないということさ...

 などということを考えながら100mほど進み、押して登ることに決めた。こんなことをついつい考えてしまうところはやはり「人生ロード」たる所以なのだ。


 15分ほどで「平和の滝」駐車場へ到着。しばし滝のマイナスイオンパワーで癒される。

 まぁ、結局は去年ほども漕げなかったという状態であるが、それはそれで仕方がない。なぜなら、三日坊主のトレーニングは最初からやらないと決めているのだ。
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GW最終日、サイクリングのラストチャンス。野暮用であきらめかけていたが、うまく時間が空いたのでさっそく出かけることにした。


 31年目に突入するチャリはさすがにボロく、これはイカンとバラバラにしたのは去年の暮だ。しかし、結局組み立てを開始したのは4月に入ってからで、GWに間に合わせようと三七二十一日間よなべで組み上げた。一応形にはなったが、ネジが余らなかったのは奇跡的である。


 さて、どこに行こうかと考えたが、そもそも、冬の間一切の筋肉収縮運動を停止していたため、シーズン初めで走れる距離はせいぜい500mのはずだ。しかも、急な運動はビョーイン直行、去年の二の舞である。

 なので、一応迎えにきてもらうことも考慮し、走り慣れた国道5号を小樽に向かうことにする。


 サイクリングのお供はクラシック音楽。今だに「のだめ」だ。曲はモーツァルト

「2台のピアノのためのソナタ」
(DENKEY鼻歌バージョン)、

ボクとチャリの二重奏である。


 「ジャーンジャーンジャカジャカジャカジャン~」といって漕ぎ出す。向かい風は少々強いがオーバーホールのおかげか柔らかい足応えだ。しばらくは平地なので「タッタータタリラ~ピロピロタッタータタリラ~」低めのギヤで軽快に漕ぎ「ピロピロピロピロピロピロピ~」と走る。


 上り坂は高いギヤで「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と漕ぎたいところだが、息が続かない。しょーがないので「ターンターンターンターン~」と端折って漕ぐ。チャリはバカにしたように「タリラリラリラリラッタリラリラリラリラッ~」と平気の平次だ。クソッ、誰のおかげで軽く走れると思っているのだ。


 下り坂はチャリの独壇場。早いパッセージも「カリコリケレピロピロ~」とどんどん走る。こちらは「タッタタタッタッタ~」と慎重に合わせる。下り坂は一見楽だが、細かいハンドル操作とブレーキングで若干の緊張を伴うのだ。


 再び平地に戻り、低めのギヤでゆっくり「ラララララッタッタッタララ~」と漕げば、チャリも「ポロリ~ン」と走る。いい気なもんだ。

2時間ほどで南樽市場付近に到着。水分を補給しながら15分ほどの休符。


 だが、この時点ですでに相当足にきている。リフレインはさすがにペースダウン。ほとんど一番高いギヤで「ターリラーリラーン~」と漕ぐ。チャリは少々不満げに「ターリラーリラーン~」と走る。


 うちに近づけば少しは元気が出、なんとか「ジャンジャカジャーン」とエンディング。約4時間、50Kmの演奏、じゃなかったサイクリングとなった。


 今回は距離にして第1楽章というところで、次回はなんとか終楽章まで走らせたいところだが、やはり自信がない。なぜなら、体力も弱いがそれ以上に鼻歌の覚えが悪いのだ。
10月ともなればサイクリングもさすがに寒い。厚手のトレーニングウェアを着込んで小樽へこぎ出す。

 往復約50Km。すでに途中の坂までクリアしているので気持ちがへこたれなければ全く問題ない距離だが、前回のサイクリングからすでに3週間は経っており、その間にやった運動といえば稲葉ジャンプに稲田ダンスぐらいなものだ。体はすでに錆で固まりつつある。

 案の定、桂岡あたりの上り坂でオバチャンのママチャリに抜かされる。さすが、坂に住む人種は体のできが違う。なんとかテールtoノーズでついて行くと急にスローダウン。瞬発力だけだったようだ。当たり前か。多少距離をとりオーバーテーク。

 その後もゼーゼーいいながら何とか小樽築港に到着。まずはいつもの防波堤へ。海が荒れているせいか釣り人はたった1人だ。

 防波堤の途中で外海を眺める。こんなとき思うことは..........などと考える間もなく酔ってきた。うねりのせいだ。這いながらそそくさと戻る。


 ちょうど昼なので、南小樽駅近くのラーメン店「蔵屋」に行ってみようと思ったら、途中でらーめん「初代」が目にとまったので0.5秒で方向転換しドリフトを決め石造りの店にチャリを横付けした。

 「初代」は以前近所に同名の店があり(多分同じ?)、そこの醤油ラーメンが好きだったので、やはり醤油ラーメンを注文する。運ばれてきたラーメンはやはり同じものだった。ウメー、ウメー、ウメーと三口ですすり込み、店を飛び出す。

 全身に脂は駆けめぐり、接触抵抗は限界まで少なくなる。お供のラジオはパ・リーグCS 2ndステージ第1戦。応援は勿論ファイターズだ。疾風のごとく走りながら上げる歓声は、9000RPMオーバーレブギリギリの金属音と化した。
最近、ビリーもサボり気味なのにずっと腰が痛い。曲げるたびギリギリ音がする。
それもそのはず、現在サイクリングは登坂チャレンジ週間?だからだである。

 ギリギリ虫を背負ったまま、今日も今日とてサイクリングに出る。今週は日本海を北上し、とりあえず望来あたりまで往復70Kmぐらいは走りたい。

 国道をひた走ると第1の関門、石狩霊園前の坂である。以前ここでも負け犬となって帰ってきたが、「前のオレとは違うゼ」などと言いながら軽快に登る...と思いきや、全然ダメだ。あぁ、昨夜、豚しゃぶを鱈腹食ったせいだ。いつもはラムシャブなのに安売り豚シャブ肉に目がくらみ、しかも最近血糖値と尿酸が高いせいで嫁に飯を食わせてもらえない反動も手伝いおもいっきり食ってしまったのだ。そして、今日まだう○○もしていない。喰った分そのまま体重増加である。

 数回立ち止まってなんとかクリアしたが前回よりひどい。この先少々思いやられるがとりあえず進む。

 しばらく行くと長い下り坂。下り坂の終わりは望来海水浴場である。しばし、チーという音とともに坂を下る。海岸へ出る場所を探しお約束の砂浜で休憩。
砂浜を見ながら思うことはこうだ...

「メノウ」は落ちていないだろうか...

 望来の海岸ではメノウだの化石だのが取れた(る)らしい。オマケに油田まであったそうな。

 ちょっとした驚きを刺激にもうしばらく走るが、またまた坂だ。とりあえず登り切ったが、その先はすぐ長い下り坂だった。

 下るということはつまり帰りに登るということだ。下り天国上りは地獄とはよく言ったもんだが(誰が言ったか知らないが)さすがにこの坂を登ってくる元気はもうないし、それにまだ帰りの上り坂が残っているのだ。ここで負け犬となりキャンキャン言って帰路に着く。

 結局64Km。今日のところはこれぐらいで勘弁してやることにする。来週も攻めてやりたいところが札幌ドームでファイターズを応援しなければならぬのだ。行かねば負けてしまうのだ。決して腰が痛くてへこたれているわけではないのだ。
 
しばらくぶりのサイクリングは、所用で出発が午後3時となってしまったので約2時間のダイジェスト版であるが、今回は短時間ながら目的は登坂にある。実は、無謀にも小樽まで行きたいと思っていたのだが、途中の坂で断念していたのだ。

 坂といっても普通の人であれば多分たいした坂ではないと思われるが、運動不足のボクにとってはアイガー北壁決死の登山隊であり、前回はゼーゼー言って吐きそうになったので負け犬となって帰ってきた。
 だが、今回はビリーのおかげで、脚力・体力とも1.41421356倍にはなっているのでもう少し行けるはずだ。
(ビリーと√2は何の関係もないのは言うまでもないが)

 涼しいと思いながら走り出したが、真夏の暑さは通り越したもののまだまだ太陽は高い。あっという間に汗だくである。
 途中、自転車ツーリング中の若者に追いつくもじりじりと離される。いよいよ目的の坂に至ったときにはもうすでに見えなくなっていた。さすが。

 だが、この車線にはオービスがあり、爆走した場合はたちまち御用となる仕組みだ。したがって、こちらはナメクジとなりノロノロと漕ぐことにする。(ゆっくりとしか漕げないわけではないのだ)途中しぼんだナメクジとなったため1回給水し太ったナメクジにもどって頂上の駐車場に到着。ん~、やっぱりビリーのおかげか。

 駐車場にてしばし休憩。丘の上から見える石狩湾は爽快である。

 この先は次回と言うことで帰路に着く。帰りは下り、ジェットコースターとなり一気に娑婆世界へ。
 途中、「銭函」という看板から折れ曲がる。海沿いの径を走りたいのは釣り好きのサガである。

 この海沿いの径は非常に悪い。しばらく凸凹していると海の家が立ち並んでいるのが見えてきた。
 浜に出てまたまた休憩。シーズンは終わっていてさすがに人は少ない。

 海を見つめながらついつい思う。


   BIKINIはいないだろうか.....


 あぁ、まだまだ邪念が残っている
プロフィール
HN:
みつぼし でんき(DENKEY)
性別:
男性
自己紹介:
基本的に無趣味でインドア派なのに、ある日突然変異的チョー例外として釣り人となり、サイクリングファンとなる。だが実は趣味未満。よって、乗っているチャリは高校時代から使っているブリヂストン ロードマン。

そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。

野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ

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