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しかし、地球時間ではもう7月であり、6月に参加を予定していたブルベなどとうの昔に終わっているのだ。
チャリは先週ようやく組み立て終わったが、今日はせっかく天気がよいというのにもう家を出るのがメンドーで、出発するまで結局1時間はダラダラし、着替えるのもメンドーだからジーンズとポロシャツでそのまま出た。
とにかく、いろんな心配事や残している仕事の事を考えただけで何もしたくなくなるのだ。考えてもどうにもならないことはわかっていても、ビンボー症たる所以である。
それでも、走り出して風をうければ動物的本能が目覚め、思考の優先順位は自ずと危険からの防衛へと整理されてゆく。
とりあえず近所を1時間ほどコロがし、いつもの手稲神社へむかう。まずはカミさまから手稲山登坂のオユルシをもらわねばならないのだ。
10円以下の小銭すべてを賽銭箱にいれると混乱した思考も少しスッキリし、「昼飯はKFC」などと即決だ。ただ、テイクアウト用の袋をハンドルにかけて帰らなければならないことまでは気づかず、ちょっとみっともないまま漕いで帰る。
もう、今のチャリ搭乗ペースを考えるとおそらく今年乗れるのはせいぜい5~6回だが、そんなドーでもいいことまでも考えるからクタビれるのである。
写真:手稲神社近くの陸橋より手稲山を仰ぐ
写真:組み上がったロードマン2013「雪ちゃん」
(今年は名付ける由来もなかったので、白いというだけでとりあえず宇宙戦艦ヤマト2199よりパクリ。)
以前の日記つながり:
手稲山は近くても遠い
ここ二回の手稲山サイクリングは登坂成功率が0%で、しかもまた途中で雨に降られてもうすっかりココロが折れ、登坂どころかチャリに乗るのも面倒なこの頃である。チャリにさわるのも煩わしいぐらいだ。
したがって、この三連休は野暮用と昼寝で2日間を過ごし、最後の日も寝て過ごすつもりだったが、天気もいいし体育の日だから少しぐらいは体を動かしたほうが良さそうなので小樽方面へ漕ぎ出した。ホントのところは乗らないとモッタイナイという貧乏性なのである。
朝里まできたらちょっとだけ元気が出てきたので毛無峠方面へ向かってみるが峠を上るつもりはない。上りの途中のコンビニで折り返し海へ下る。鮭なら何年か後に川を上るが、こっちにそんな暇はない。今日は4時間で帰る予定だ。
朝里駅の前まで来るとおでんだのラーメン450円だの売ってる店があってつぶ貝なども焼いていたが、なんとなく食べるのはやめて海水浴場までもう少し進む。
秋の日本海の波は荒く、飲み込まれるのは御免なので早々に帰路につくが、おでんと450円のラーメンにまだ少し未練があり店の前をもう一度通る。でも、やっぱりなんとなく食べるのはやめた。もうココロが折れていて寄るのも面倒なのだ。
あぁ、早く冬が来て、乗れなくなってくれればどんなに気持ちが楽なことか。
写真:朝里海水浴場から小樽方面を望む
写真:張碓の坂の途中から厚田方面を望む
以前の日記つながり:
半凍り灰色脳味噌狂想
走ってみなけりゃわからないからとわざわざ支笏湖サイクリングにでかけたのに、またまた雨でズブヌレだ。
支笏湖サイクリングと言っても我が家からチャリに乗っていったらとても半日では帰れないから、途中ワープを繰り返し常盤の駐車場にから支笏湖入口のキャンプ場まで約15キロだけを往復するのである。
支笏湖は、遠く若かりしころは仕事が終わってからよく夜中にサーキットのオオカミとなってクルマを走らせたのに、明るい時間にはまず行ったことがなくて、しかも、もう最後に観光に行ってから15年は経つからもう坂があることぐらいしか覚えていない。知人が何年か前にチャリを押して上った話を聞いていたから、併設されている自転車道(らしきもの)を走ることにした。どうせおそいスピードでしか走れないのだ。
実際大きなアップダウンがあるので下ったあとの上りがキツいが、休むほどでもない。なにせ、手稲山に比べたらずっと楽だ。途中、チャリを押している人を抜いたときは少しだけ自信を持ったが、実は軽く回せるギアのおかげだったのを思い出した。もう少しで天狗になるところだった。アブナイアブナイ。
1時間40分ほどでキャンプ場前を通過しさらに湖畔を走るが、林の中と違い熱い空気が路面から吹き上げ余計に暑い。だが、沢の水が湖に流れ込む場所が所々あり、寒いぐらい全然温度が違う。そこでチャリを止めてマイナスイオンと炭水化物を補給していたのだが、どんどんあたりが暗くなってきたので休憩もそこそこに折り返した。
案の定、支笏湖を出て数キロのところから強い雨が降りだし、雨宿りなどする場所もなくズブヌレのままこぎ続け、常盤の駐車場手前数キロのところで雨が止んだ。とはいっても、途中で雨が止むのを待っていったら夜になってしまう時間だからやっぱり進むしかなかったのだ。
帰りも行きと同じ1時間40分、往復30キロで休憩も入れたら3時間半ほどだから、平均速度だとだいたい時速9キロ弱の計算だ。楽といいながらあまり早いスピードでもないが、自転車道の凸凹がひどく、下りのスピードが稼げないことが最大の要因と思いたい。
今回のブルベ札幌300はこんなアップダウンばかりだから、平均時速9キロだと完全にタイムオーバーである。間に合ったとしても、ここ支笏湖はコース最後の坂で、ほぼミッドナイトの通過となり、街灯もないから真っ暗闇で、木々の影は人のように見えるし草が擦れる音は物の怪のささやきに聞こえ、下りでスピードなど出していたらたちまちハンドルを切り損ねて崖下へ真っ逆さまとなるに違いないのだ。
よって、今回はやっぱり参加しないことにした。ただのチャリファンとしてはキビシいサイクリングはあまり楽しめないのである。
写真:もうすぐ雨が降りそうな支笏湖畔
以前の日記つながり:
短い夏は終わっても、秋はまだまだ長い
走りのミナモトは脂肪だ
ここは二年ぶりであり、今まで何度か登ってみたものの越せたことはなかったのだ。
しか~し、登りはじめて1時間30分、とうとう朝里峠の頂上に到達した。
途中何度も休んだが以前ほどではない。もう、こんなんだったら最初から小さいのを付けておけば良かったとちょっと後悔した。
このまま向こうに下れば定山渓温泉で足湯ツアーとなるのだが、残念ながらそこまでの時間はないので来た道を帰る。下りは勝手に走るものの、一旦脚を止めると漕ぎ始めが重い。やっぱり疲れているのだ。以後、下りでも脚を回しながら走る。
そして、次の週末。
もう気分はツールドフランスであり、いつもの手稲山を目指す。
脚はすっかり快調に回り、自己新記録58分(それでも並の人の倍だが)で到達。休んだのは1回。つまり「4.5キロ走って1回だけ休む」走法なのだ。
ギヤを変えればもっともっと速くなるに違いないが、すでに「改造」というドロヌマに片足をつっこんでおり、今の内に足を洗わないと二度と抜け出せないような気がしてならないからこの辺でよしておくことにする。
だいたい、速く走れる必要はないわけで、ただ、少々楽に走れればサイクリングがもっと面白くなるような気がするだけなのだ。
山を走るのは下界の喧噪から離れて気分がいいし、しかも高ければ高いほど下りはスリルに満ち満ちている。
写真:朝里峠の頂上より朝里方面
写真:やっつけ仕事でとりあえず直ったロードマンの ロゴ
以前の日記つながり:
300Km走破大作戦
少しだけ時間を取り戻した日
峠越えに必要なのは時間だ
傷手
最後に笑うのは誰か
週休二日のくせに週末の1日は仕事・会合・家庭の用事でまず休む時間がない。
できれば1週間全部休みにしてほしいぐらいだが、結局は仕事で休みにはならないのだ。
なんか変な話になってきた。
日曜日は朝から天気がよいせいで庭のタンポポ刈りを嫁に命ぜられ、草刈機で刈ること1時間。
別に庭が広いわけではない。庭中真っ黄色、タンポポが多すぎるのだ。
作業が終わり昼飯を食ったら1時になってしまったが、日没まではまだ時間があるのでサイクリングに出かけることにした。
向かう先は五天山公園で、ブルベ札幌300Kmのスタート地点となるところだ。この前行こうと思ったら途中から雨で、帰ろうと思ったとたんパンク防止剤の甲斐無く前タイヤがパンクに見舞われ、修理道具も空気入れも持たずにでてきたから雨の中8キロも押して歩いて帰ったという曰く付きの行き先である。
到着予定は1時間後。たいした距離ではないが行程の半分が登り道であり若干気が重い。
だが、当日は家からチャリに乗って行く予定なので、少しは慣れておかねばならぬ。車で行きたいところだが、我が家に1台しかない車が丸1日放置になれば飯抜きどころか家にも入れてもらえないのだ。
午後も穏やかな天気で風もそれほど吹いていないので、登り以外特に下りはスイスイ行けた(当たり前だ)。少し早めの約50分で到着。
こんな山の中どうせスキスキスーのガラガラガーかと思いきや、駐車場も人も一杯ですぐさま退散した。混雑は御免だ。
しょうがないから近くに平和の滝があるので久しぶりに足を伸ばしてみることにする。
相変わらず最後の1Kmの坂がキツイ。ヒーヒー言いながら到着し、クールダウンしようと滝まで下りたが大量の雪解け水で瞬く間に寒くなり、やっぱり退散した。
帰りの半分は下りなので楽勝のはずが、信号スタートでクランクがガチャガチャ空回り。チェーンが外れたかと思ったらディレイラーの形がなんか変だ。
プーリーが無い!
走り出したとたんどっかに飛んでったらしい。路肩を探して歩いたら交差点で見つかったが、プーリーに付いていたスモールパーツが見つからない。幸いねじはくっついていたからとりあえず走れる状態になったので、念のため手稲神社に寄ってオキヨメし、家に帰って早速整備を行うことにした。
前タイヤはこの前のパンクからダメということがわかっていたので交換し、後タイヤをチェックしたらクギが2つもささっていた。空気が抜けなかったのはパンク防止剤のおかげだ。
だが、紛失した部品は代わりがなかったのでこれは購入するしかない。
ディレイラーのプーリーを分解したのは一昨年で、まさか今頃外れるとは思いも寄らなかったが、おそらくは、
1.平和の滝に集う霊にイタズラされた
2.本当はもっと危険なところで外れるはずだったが、平和の滝の精霊が守ってくれた
3.いやいや、平和の滝のマイナスイオンにより極限まで強化された筋肉で直前に出した時速300キロに耐えられなかった
ということが考えられなくもないが、やはりタダの整備不良である可能性が高い。
だが、結局、途中の故障のおかげでマズいところが発見できたと言うことは、やはりボクの日頃のおこないがヨカッタと考えたいのである。
写真:五天山公園
写真:平和の滝
写真:ロードマン2012 GIN BUCCI(つまり2011バージョンとほぼ同じ)
以前の日記つながり:
自転車軽量化顛末
そして「のだめカンタービレ」(ドラマ)狂。
野球はもちろん地元北海道日本ハムファイターズ
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